2006/6/28
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お芝居めるまが「シアターリーグ」
Vol.201
http://www.moon-light.ne.jp/
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1999年の今日は、坂本龍一の「ウラBTTB」が
インストゥルメンタルのCDとして初めてオリコン1位を獲得した日です。
「
ウラBTTB
」と言ってもピンとこない方も多いかと思いますが、
大ヒットしたのは、このCDに収録されている
リゲインEB錠のCMソング「エナジー・フロー(energy flow)」
穏やかなピアノ曲で、癒しブームのきっかけになったとも言われています。
リゲインのCMと言えば、バブル期の1988年に発売されたドリンク剤では、
「24時間戦えますか」と時任三郎が宣伝していましたね。
それが景気低迷の1999年には癒しの音楽。
CMの雰囲気をみても、世間の様子がわかる感じですね。
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今週の
舞台・演劇用語
宝塚歌劇団編
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「男役(おとこやく)」「娘役(むすめやく)」
一般的に聞きなれないこの言葉は、宝塚歌劇団ならではの用語です。
皆さんも「男役(または娘役)の誰々」というようなことを
聞いたことがあるのではないでしょうか?
女性だけで構成されている宝塚歌劇団では、
一般に男性が演じる役も女性が演じ、男性を演じる人を「男役」、
女性を演じる人を「娘役」と呼びます。
男役になるか娘役になるかは、音楽学校の予科(一年目)に決めるのですが、
男役になる為の条件は特にないそうです。
一応身長だけは164cm以上とボーダーラインが引かれていますが、
身長は自己申告で、少しぐらいの誤差は大丈夫ということですので
ほとんど本人の意思が尊重されています。
大体の生徒は、受験時にどちらになりたいか既に決めているようです。
男役か娘役かが決まったら、それぞれの役にあわせた授業が始まります。
男役は低い声が、娘役は高い声が自然に出るようにするのはもちろん、
男役はショートカットに髪を切り、逆に娘役は髪を伸ばし、
また、ダンスや立ち振る舞いも変わってきますので、
歩き方ひとつから、それぞれの役になる準備を始めます。
こうして外見、所作、声に至るまで、
それぞれの役になるために勉強をしていくのです。
また、男役になることを決めてから、音楽学校時代や
遅い場合には宝塚歌劇団に入団してから、娘役に転向する人もいます。
現役で例を挙げると、雪組の純矢ちとせや、
7月に娘役トップに就任する宙組の紫城るいなど。
今まで男役だった人が、可憐で女性らしい娘役になるのですから
その努力は大変なものだと思います。
転向の理由は様々なようですが、娘役から男役に変わる人はいないそうです。
女性が男性を演じるには10年しないと一人前にはなれないという意味の
「男役10年」という言葉があるくらいですので、転向は難しいのでしょうね。
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あとがき
サッカーW杯、日本は残念でしたね。
私が思うに、単純に力が足りなかった感じで、やむを得ない敗戦のような。
と、結果は素直に受け入れつつ、気になるのが戦後の様子。
サッカー協会は、直後の会見で新監督候補を漏らす三文芝居、
マスコミも、ジーコが中田が柳沢がと、戦犯捜しに躍起ですよね。
選手や監督にも、もちろん敗戦の一因はあると思いますが、
これは日本代表のチームが負けたことなのですから、
個人だけに責任を問うのは少々筋が違うような気がします。
それよりも、もっと大局的見地から今回敗戦の原因解明と、
今後の対策を考える必要があるように思えます。
例えば舞台演劇で足を引っ張る役者が出ていた場合、本人の責任はもちろん、
なぜその役者がこの舞台に立っているのか、という方が重要な問題ですよね。
プロデュース公演なら、演出家やプロデューサーに原因があるのか、
はたまた一般には知り得ない大人の事情があるのか・・・
劇団ならば、その役者で全体を計られ、故に客足が遠のくかもしれません。
1人の役者が理由で芝居全体が壊れてしまった場合、
本人の反省と努力が必須なのは当然としても、
周りまでもがそれをその役者のせいにして終わらせていては、
チームとしての前進はないように思います。
芝居を壊してしまった原因は、チーム全体にあるものですものね。
敗れて潔しというのは、日本人の美徳の一つだと思いますが、
もう少し、過去を未来につなげる具体的な分析も必要な気がします。
と偉そうに書きつつ、これは個人にも当てはまることだなぁと気づき、
失敗は次に生かすため、反省と原因究明を怠らないよう私も頑張ります。。。
kantaro
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