2005/6/22
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お芝居めるまが「シアターリーグ」
Vol.148
http://www.moon-light.ne.jp/
発行部数 まぐまぐ:4775 めろんぱん:150 melma:73
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今日はボウリングの日。
1861年の今日、長崎・出島に日本初のボウリング場ができたことを記念し、
1972年に日本ボウリング場協会が制定しました。
1952年、日本発の民間ボウリング場「東京ボウリングセンター」が
東京・青山に作られ、ボウリングはじょじょに一般にも普及していきます。
1970年、テレビ中継されたボウリング大会の決勝で
中山律子プロが女子初のパーフェクトゲームを達成。
この快挙で一気にボウリング人気が沸騰します。
1971年にはボウリングを題材に、中山律子も出演したドラマ
「
美しきチャレンジャー
」がTBS系で放送。
他にも、テレビでは毎日のように
ゴールデンタイムにボウリング番組が放送されていたそうです。
近年は、レジャーの多様化からボウリング人気の低迷が伝えられ、
ボウリング場の閉鎖も相次いでいたようですね。
しかし、数年前にはボウリングが登場するドラマ
野島伸司脚本、金城武&黒木瞳の「
ゴールデンボウル
」や
「
池袋ウエストゲートパーク
」の大ヒットもあり
再びボウリング人気が復活、というニュースもありました。
今日、ボウリングの日は
無料ゲームやプレゼントなどを実施しているボウリング場が多いようです。
映画の日などのようにあまり広まっていないようなので、
お出かけには狙い目かもしれませんよ〜
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演劇ニュース&コラム
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ナゴム・レコード発売決定
第1弾はケラなど5作品
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武田真治「身毒丸」DVD化
1995年上演の人気作が
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四季劇場「海」来場者100万人
現在は「オペラ座の怪人」上演中
■
宝塚韓国公演準備進まず
日韓首脳会談も不調だったようですね
■
「いま、会いにゆきます」ハリウッドでリメイク
ジェニファー・ガーナー主演で
■
演劇ガイド・入門書
演劇史やガイドブック
■
演劇チケット情報
6/15〜21発売分
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シナリオ
Pick Up!
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「
シナリオリーグ
」に掲載されているシナリオから毎週PickUp!
■「
おっちゃんと坊主と魔王
」(大矢場智之)
インパラプレパラート第三回公演、おっちゃんと坊主と魔王。
キャスト6人に対して総役数20以上、
多彩なキャラクターと優しくせつない物語が舞台を彩る。
一人ぼっちの少年と、ラーメン屋の親父と、少年につきまとう魔王と、
それを取り巻く人々の心の動きを暖かい目線で描く。
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今週の
舞台・演劇用語
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「立ち回り」(たちまわり)
時代劇など、剣術シーンを指す意味合いで定着しているこの言葉。
捕り物など、物語のクライマックスシーンは
特に「大立ち回り」と呼びますね。
演劇の世界では、時代劇に限らずアクションシーン全般を
「立ち回り」と呼んでいます。
元々この言葉は、舞や踊り以外の、芝居の動きすべてを指す言葉でした。
その後、狂言の世界において、動きの激しい(合戦などがある)作品を
「立ち回り狂言」と呼ぶようになったことから、
アクションシーンを「立ち回り」と呼ぶようになっていったそうです。
そこから派生して、
今では芝居以外の喧嘩や騒動でも使われるようになっていますね。
この「立ち回り」に必要なアクションや、剣術を使った殺陣(たて)は、
現代劇であっても、付け焼き刃で出来るものではありません。
役をもらってからでは、魅せる立ち回りをするのは難しいので
アクション作品や時代劇を志す俳優(特に男性)は、
予め習っておいたり、普段からの鍛錬が重要になるのですね。
さて次回は、この技術の一つである、
「殺陣」(たて)という言葉をご紹介しようかなっと思っております。
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あとがき
来年の大河ドラマ「
功名が辻〜山内一豊の妻〜
」
キャストが発表されましたね。
主演が仲間由紀恵&上川隆也。
田村淳、乙葉といったタレント枠が残ってはいるものの
他のメンバーを見ても割と落ち着いた感じで、
近年の路線から少し昔に戻ったかな?という感じがします。
織田信長・明智光秀・徳川家康のキャストが未発表なのが
昨年、「義経」の静御前のキャスティング難航を思うと心配ですが、
まだ6月ですから、大丈夫・・・ですよね?
ところで、蜂須賀小六役はプロレスラーの高山善廣。
以前の大河「秀吉」では、同役を大仁田厚が演じていましたし、
この役はレスラー枠なのでしょうか?
蜂須賀小六と言うと荒くれ者のイメージが定着していますが
これは太閤記に書かれ、脚色された人物像だと言われ、
実際は人をまとめるのが上手く、むしろ知将という感じだったようです。
高山善廣は大河「利家とまつ」にも出演するなど俳優活動もしていますし、
自己演出の上手いプロレスラーですから、期待できるとは思いますが
こうもプロレスラーが小六役を務めると、名前と見た目だけでも
一般にはますます小六のイメージが固定されてしまいそうですよね。
ドラマですから別に構わないのかもしれませんが、
ちょっと蜂須賀小六が可哀想な感じですね。
kantaro
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