お芝居メルマガ「シアターリーグ」
vol.96 2004/6/23 |
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ お芝居めるまが「シアターリーグ」 Vol.96 http://www.moon-light.ne.jp/ 発行部数 まぐまぐ:5205 めろんぱん:141 melma:39 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 先日、来年の大河ドラマ「義経」の第3次キャスト発表がありましたね。 平清盛役に渡哲也、 清盛の妻・時子役に松坂慶子、 義経の母・常盤御前役には稲森いずみ と、主要3役が追加発表されました。 しかし、 義経の愛妾・静御前のキャストが未だ発表されていません・・・ 静御前は、ドラマのヒロインに該当する役所のように思われますし、 そろそろ収録も始まる頃だと思うのですが、大丈夫なのでしょうか? しかし、義経の妻というと白拍子の静御前が有名ですが 実は義経の正妻は、河越重頼の娘・郷御前です。 (来年のドラマでは、岡あゆみが演じます。) なぜ静御前ばかり有名なんだろう?と考えてみると 郷御前と義経の結婚は、頼朝の命による政略結婚のせいもあると思いますが それ以上に 静御前が頼朝に囚われた後、請われて舞を舞った際 義経を愛おしむ曲を舞い、頼朝は怒り、政子がそれを諫めた・・・ というエピソードが、多くの人の心を捉えたからかもしれませんね。 ちなみに、舞の名手と言われた静御前。 白拍子とは、平安末期に起こった歌舞で、 男装で今様などを歌いつつ舞ったので、男舞といわれました。 そして後には、曲舞(くせまい)や能楽にも影響を与え、 女舞・女猿楽・女歌舞伎などに、芸系を伝えたと言われています。 その他「義経」キャストはこちら ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 演劇関係ニュース ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 「夫婦どちらかが50歳以上なら、2人で入場料金¥2,000!」 7/1から、夫婦どちらかが50歳以上なら、2人で入場料金¥2,000という 映画のキャンペーンが実施されます。 これは、映画関連4団体でつくる「映画館に行こう!」実行委員会による 年間観客動員2億人達成を目標としたキャンペーンの第1弾。 映画館に足を運ぶ機会の少ない50代以上をターゲットにしたもののようです。 割引を受けるには 映画館の窓口で、免許証など年齢を証明できるものを提示すればOK。 2人が夫婦であるという証明は難しいので、 自己申告ということになるそうです。 期間は、来年6月末までの予定ですが 反響などによっては続行も検討されるそう。 50代以上の方は、デートの際に利用してみてはいかがでしょうか。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ お知らせ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ☆クイズ「男はつらいよ マドンナ編3」 ☆松田優作出演作品一覧Up! ☆今人気の韓国ドラマガイド本特集 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ シナリオ Pick Up! ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 「シナリオリーグ」に登録されたシナリオから毎週PickUp! ☆「恋愛戯曲」(鴻上尚史) 鴻上尚史が第三舞台とは別に立ち上げた、KOKAMI@network第3弾。 筒井道隆、永作博美、高山広、旗島伸子、大森博の5人芝居。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 今週の舞台・演劇用語 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 「ネタ」 材料や証拠、手品ではしかけ、演劇では話の筋を指すこの言葉、 語源はなんと演劇界の「逆さ言葉」なのです。 「ネタ」を逆さにすると「たね」。 そうです、「種」の意味です。 物事の発端・原因という意味でも使われるこの「種」という言葉を、 単に逆さにしただけなのです。 「種も仕掛けもございません」と言って手品をし、 「ネタをばらします」と、何の違和感もありませんよね。 これほどに一般化した「逆さ言葉」も珍しいのではないでしょうか。 現在でも逆さ言葉は芸能界で多く使われていますが その歴史は古く、江戸時代からあったそうです。 娯楽のプロ達が編み出した単純な言葉遊びが、 現代でも脈々と受け継がれ、 楽しまれているということなのでしょうか。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● あとがき 話題の舞台「浪人街」を観てきました。 派手なチャンバラシーンがメインのせいか、 劇場での上演は不可能といわれていたものの初舞台化だったのですが 前評判に違わぬ、文句のない娯楽作で、非常に楽しめました。 唐沢寿明、松たか子の主役は、さすがでしたし、 伊原剛志、升毅、鈴木一馬等も脇を完璧に締めてくれていました。 しかし、そんな中すべてを持っていってしまった中村獅童・・・ という感じで、俳優陣も素晴らしかったですし、 脚本:マキノノゾミ、演出:山田和也、主題曲:坂本龍一、衣装:ワダエミ すべてが、やはり超一流の方々がタッグを組んで出来た作品だな、 という感じでした。 会場は青山劇場ですので、東京近郊の方は是非ご観劇を! ・・・と、言いたいところなのですが、なんと今日が千秋楽・・・ あたしが観劇したのも遅かったようで、どうも申し訳ありません。 これだけのキャストですし、 しかも舞台では火や水をかなり使っていましたから 再演を、というのはなかなか難しいことかもしれません・・・ けれど、ご覧になれなかった方に朗報です! 9/23 21:00〜WOWOWでの舞台放送が決まりました! あとは、せっかくのこれだけの作品ですから DVDで発売してくれることを願うばかり・・・ 主催のTBSさま、よろしくお願いします<(_ _)> 1928年初演時からの「浪人街」の情報をまとめてみました。 kantaro ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ★メルマガ広告募集中!2回配信でフッター¥1,000、ヘッター¥2,000! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 配信元 むーんらいと mail : info@moon-light.ne.jp web : http://www.moon-light.ne.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメールマガジンは 「まぐまぐ」「めろんぱん」「melma」より発行しています。 バックナンバー、配信解除、登録メールアドレス変更などは こちらからお願いします。 |