お芝居メルマガ「シアターリーグ」
vol.95 2004/6/16 |
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ お芝居めるまが「シアターリーグ」 Vol.95 http://www.moon-light.ne.jp/ 発行部数 まぐまぐ:5191 めろんぱん:138 melma:38 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 今日は、ケーブルテレビの日。 1972年に有線テレビ放送法が成立したのを記念して 郵政省(現在の総務省)が1991年に制定しました。 ケーブルテレビとは、 テレビを見るためにアンテナを立てるのではなく 同軸ケーブルを引いて視聴する方式のテレビです。 各家庭まで実際にケーブルを引きこむ作業が伴うためか、 各地域でたくさんの企業が運営しており(現在約640社) 会社によって視聴できるチャンネルも様々ですが、 ほとんどはBS(放送衛星)、CS(通信衛星)、FMラジオなどをカバーしており 電波が届きにくい地域でも視聴できたり、 単独でBSなどに加入するより、 多チャンネルを見られることが特徴になっています。 また、最近では多くの事業者がインターネット接続や、 電話のサービスも行っているようですし、 テレビの多チャンネル化に最も対応している視聴方式のせいか 年々加入者も増加しています。 演劇のことで考えてみますと 地上波放送はもとより、衛星放送でも 映画や音楽のように専門チャンネルもありませんし 番組自体も数少ないのが現状です。 ですから、あちこちの局で放送されるソフトを見ることができる ケーブルテレビが、お芝居好きには向いているかもしれませんね。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 演劇関係ニュース ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 「ムーンライト・ジェリーフィッシュ」携帯サイトで原作公開 藤原竜也主演、鶴見昴介監督で 8/7公開予定の映画「ムーンライト・ジェリーフィッシュ」の原作小説 「月の光のように、ぼくらは抱き合う」が、 7/31の原作発売前に、携帯のサイトで無料公開されています。 小説の公開サイトは「The News」(無料)内の「ケータイ小説」 1話1,500文字程度で、平日毎日更新。 全60話で完結予定のようです。 このニュースを見ると 携帯サイトで小説を発表して大ヒット。 本も100万部を突破し、映画化もされた Yoshiの「Deep Love」が思い出されます。 「Deep Love」は、女子高生を中心に口コミで人気が広がったそうですが 果たしてこの映画はどうなるでしょうか? 結果によっては、これからの映画や他メディアとの関わり方も 変わってくるかもしれませんね。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ お知らせ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ☆蜷川幸雄作品一覧 ☆CD、DVDバーゲン情報 楽天市場、Amazon、大バーゲン実施中です! ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ シナリオ Pick Up! ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 「シナリオリーグ」に登録されたシナリオから毎週PickUp! ☆「ロングバケーション」(北川悦吏子) 木村拓哉と山口智子の主演で大ヒットした月9ドラマ。 共演も、後に連ドラの顔となる竹野内豊、稲森いずみ、松たか子、 りょう、広末涼子といった豪華なメンバー。 ☆「鹿鳴館」(三島由紀夫) 三島が、文学座20周年記念公演に書き下ろした戯曲。 その後も何度も上演、映画化されている名作。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 今週の舞台・演劇用語 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 「どろん」 「姿を隠す」「居なくなる」等、 ちょっと訳ありの意味で姿をくらますことを指す 「どろんする」という言葉がありますよね。 この「どろん」ですが、歌舞伎の世界から生まれた言葉なのです。 現在でも有名な演目として「東海道四谷怪談」という作品がありますが、 歌舞伎でいう「怪談物」 つまり「ホラー物」の中で、幽霊が出てくる場面では 「ヒュー・ドロドロドロ♪」という笛と太鼓が鳴り、 舞台から消える際、「ドロンドロン♪」と太鼓が鳴るのです。 この太鼓の音を擬音化して、 都合が悪いのでその場を立ち去ることを、 「ドロンする」と言うようになったそうです。 幽霊が姿を消すときは、大抵、人を驚かせた後。 その姿が「責任のなさ」のような意味で、 一種の流行語のようになったようですね。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● あとがき プロ野球界で、近鉄とオリックスの合併話が話題ですね。 近鉄は、昨年OSK歌劇団への支援を打ち切り、 2月には近鉄劇場も閉鎖しましたが、 それだけでは収まらなかったようですね。 まあ、球団名売却の話が出た時点で、 何かしら起きるのだろうとは思いましたが、合併とは驚きました。 しかし、ダイエーも数年前から経営不振が囁かれていますし、 これをきっかけに、またまたサプライズがあるかもしれませんね。 しかし、連日の報道を見ていますと 先のOSKや近鉄劇場の時との、報道量の差を痛感してしまいます。 今や野球にまったく興味のない人でもバファローズの話題は知っていますが OSKや劇場を手放すときは、 報道も小さなものでしたし、ごく一部の人の間の話題でしたものね・・・ バファローズは1949年パシフィック・リーグに加盟、 50年の歴史があることから チーム名は残したい、と考えているようですが OSKは1922年設立、80年の歴史があり、 全盛期には宝塚とレビュー合戦を繰り広げ一世を風靡した、 日本の一大文化だったと思うのですが・・・ OSKの姉妹劇団とも言うべきSKD(松竹歌劇団)も 90年代に幕を閉じてしまいましたし 今の時代、文化やスポーツに大金を注いでも 広告という意味合いでは成り立ちにくいのかもしれませんが こうした、ファンあってこそ成り立っていたものが 企業の論理のみで失われていくのは悲しいことですね。 野球の場合、すぐにプロ野球自体がなくなることは考えにくいですが あるアンケートに依ると 野球に興味があるのは50才代が最多で、若年層になるほどその数は減っていき 10代になると10%を切っているという、という情報もあります。 今回の合併問題でもそうですし、 最近の、特定球団に戦力が片寄り、 それなのに他球団も、運営面では人気球団におんぶにだっこという状況は 野球小僧だったあたしも些か醒めてきてしまっています。 CCCDや輸入盤規制などを押し進めるレコード業界もそうですが、 改革を進めるのは良いけれど もう少し、ファン=消費者の方を向いて考えてほしいと思ってしまいます。 kantaro ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ★メルマガ広告募集中!2回配信でフッター¥1,000、ヘッター¥2,000! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 配信元 むーんらいと mail : info@moon-light.ne.jp web : http://www.moon-light.ne.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメールマガジンは 「まぐまぐ」「めろんぱん」「melma」より発行しています。 バックナンバー、配信解除、登録メールアドレス変更などは こちらからお願いします。 |