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宝塚歌劇団雪組の男役メンバー5人で結成されたユニット
■ラジオ生ドラマ「火焔太鼓」
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■朧の森に棲む鬼DVD発売
「ゲキ×シネ」第5弾
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今週の舞台・演劇用語 宝塚歌劇団編
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「雪組」
宝塚歌劇団の組を紹介していますが、
今週は、歌劇団の中で3番目に出来た雪組をご紹介します。
雪組は、1924年に開場した宝塚大劇場で年12回の公演を行うため、
大劇場と同じ1924年に創設されました。
組名は花組・月組に続いて「雪月花」から名付けられ、
当時200名を超えていた各組の生徒のうち、
ベテランの影に隠れてしまっている若手を中心に作られたそうです。
組のイメージカラーは緑になります。
雪組の特徴として「日本物の雪組」と言われています。
上演した演目が他の組に比べて日本物が多く、
所作の美しさや日本舞踊に定評があった歴代トップスターが
多かったからかもしれません。
また歌唱力にも定評があり、
ウィーンミュージカル「エリザベート」を初演したのも雪組です。
主な歴代トップスターは・・・女優業を中心として活躍している
汀夏子・麻実れい・平みち・杜けあき・一路真輝、
現在、宝塚歌劇団の理事でもあり専科に在籍している轟悠など。
現在のトップスターは水夏希で、
2008年1月1日〜2月4日の間、宝塚大劇場にて
「君を愛してる−Je t'aime−」を上演する予定になっています。
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あとがき
11/27現在、10日に始まったブロードウェイ裏方のストは未だ続いています。
現在の日本は空前のミュージカル・ブームといった感じですが、
この状況はブロードウェイでも同様で、売上げも盛況だということです。
それなのにプロデューサー側の条件に従うと、裏方の雇用人数や労働条件が
低下するということに裏方の組合が反発し、スト突入となっています。
また、ハリウッドでは脚本化組合のストも続いており、
こちらは主に番組をネット放送した際の著作権配分が原因です。
表面的に見ると、アメリカの権利意識の高さを感じますし、
また、企業側の言いなりにならない労働者たちの強さも感じます。
近年の日本では、どんな業種でもストに突入することは稀ですし、
また、スタッフが組合を作って権利を主張することも珍しいですものね。
ブロードウェイの裏方の実情はわかりませんが、
日本での裏方は、厳しい仕事内容と安い賃金という事情をよく耳にします。
もちろん企業や劇団によって様々でしょうが、
好きでないと出来ない仕事、という見方が多いですよね。
まぁ、それは日本の場合裏方に限ったことではなく、
舞台に関わる者すべてが該当することなのでしょうけれど・・・
最近の日本社会は、儲かる大企業と厳しい個人という図式が出来ていますが、
舞台の業界ではどうなのでしょうか?
どんどんできる大劇場や、大企業が協賛する商業公演の増え方を見ていると、
ここでも同じ図式になっているんじゃないかなぁと考えてしまいます。
アメリカでのストは対岸の火事でしょうか?
ストライキという強硬手段が良いことだとは思いませんけれども、多くの人の
力が集まり、1つの作品が出来上がっていることを改めて感じますし、
労働条件の好転は、優秀な人材が集まる一因になると思います。
また、長い目で見れば、業界や文化の発展につながることでもありますよね。
kantaro
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