2007/7/18

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　　　　　　　　　お芝居めるまが「シアターリーグ」　　
Vol.256　　　　　　　　　　　　　　　http://www.moon-light.ne.jp/
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1962年の今日は、俳優の大河内傳次郎(伝次郎)が亡くなった日です。

戦前の大スターだった大河内傳次郎。
「姓は丹下、名は左膳」という有名な台詞は、
大河内傳次郎の台詞回しを真似する人が増えて広まったと言われています。

現在も、黒澤明の映画DVDなどで彼の姿を見られる他、
彼自身が造営した大河内山荘が京都の右京区にあり、
国の文化財に指定されていますが、
写真やシナリオ、愛用品などが展示されており、一般に公開されています。



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　　　　　　　　　　　　演劇ニュース＆コラム
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■純名りさCDデビュー
8月にアルバム「ミスティ・ムーン」を発売

■ジャパン！カルチャー＋ハイパーカルチャー
来年2月、ワシントンDCで日本フェスティバル開催

■四季グリーティングカード
すぐに使えるグリーティングカードが公開されています

■世界陸上開会式にタカラジェンヌなどが出演
8/25の開会式を小池修一郎が総合演出

■携帯サイト「ベストヒット動画」で演劇配信
imode向け初の演劇動画配信

■演劇チケット発売情報
7/11〜17発売の演劇・ミュージカルのチケット発売情報


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　　　　　　　　　　　　　今週の舞台・演劇用語
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「スラスト・ステージ」(Thrust stage)

「スラスト(thrust)」は「押す・突き出す」といった意味の単語で、
「スラスト・ステージ」は「張出舞台」と訳されています。
しかし、日本で言う「張出舞台」を広義で考えると、
舞台の一部が客席に突き出した、明確な張り出し舞台以外にも、
歌舞伎の舞台やエプロン、キャットウォークなども含まれますし、
英語で言う「スラスト・ステージ」とは若干意味合いが違っています。

欧米で「スラスト・ステージ」は「オープン・ステージ」と
ほぼ同意で用いられており、プロセニアム(額縁)のない、
フラットな舞台の形全般を表す場合が多くなっています。
しかし、アリーナ・ステージのように客席の中に舞台がある形式の場合は
スラストとは言わず、最高でも舞台の三方までを客席が囲む形、
言い換えると、舞台の一方は舞台裏や背景となっている形式の舞台を
「スラスト・ステージ」と呼んでいるようです。

舞台制作に携わっている方以外には、なんだか難しい話だと思いますし、
たいして差があることではないと思いますが、
それぞれジャンルや国によって歴史や文化があり、
それを翻訳するときに生まれた言葉の差異なのでしょうね。

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あとがき

千葉真一が引退を発表しましたね。
千葉真一は、アクション（空手）俳優としてアメリカ等でも有名でしたが、
近年はあまり良い出演作に恵まれていない感じで残念だっただけに、
キャリアの最後がNHK大河「風林火山」という、
多くの方が観られる作品だったことを嬉しく思いました。

しかし、最近の日本にはアクション映画が少ないですよね。
20年くらい前までは、ヤクザ映画やチャンバラ映画など、
アクションに分類されそうな映画もけっこうあった気がしますが、
ここ数年はVシネマなどで残っているものの、
劇場公開映画としては本当に見かけなくなった感じがします。

千葉真一も携わった「キル・ビル」や、「ラスト・サムライ」など、
日本的な娯楽・アクション映画はハリウッドで制作されていますし、
日本からも、例えば「座頭市」のような新たな名作が生まれないでしょうか。
千葉真一は、今後は後継者の育成や教育に励むということですし、
第2・第3の千葉真一が誕生することを期待したいですね。
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