2007/5/16
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お芝居めるまが「シアターリーグ」
Vol.247
http://www.moon-light.ne.jp/
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1929年の今日は、第1回アカデミー賞授賞式が行われた日です。
世界で最も権威ある映画賞といわれるアカデミー賞。
先週
ご紹介したように、1929年は日本初のトーキー映画が公開された年で、
そんな頃から実施されていたとは、賞の歴史の長さを感じますね。
しかし、今でこそ世界中にテレビ中継され、華やかな授賞式が催されている
アカデミー賞ですが、当初はハリウッドの映画芸術科学アカデミーによる
内輪のパーティのような授賞式だったそうです。
ちなみに第1回の作品賞受賞作はサイレント映画の「
つばさ
」
第2回がトーキー・ミュージカル映画「
ブロードウェイ・メロディ
」
第3回は「
西部戦線異状なし
」です。
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今週の舞台・演劇用語
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「キューランプ」
以前にもご紹介させていただきましたが、
キュー(CUE)とは「きっかけ」「合図」という意味の言葉で、
日本では「3・2・1・キュー」等、
本番開始を指す言葉などとして使われています。
この「キュー」を光で伝えるのが「キューランプ」です。
大概は、小さな豆電球をただ付けたり消したりするだけの簡単な物ですが、
舞台の進行を左右するものですから、とても重要な役割を担っています。
基本的な使い方としては、
「きっかけ」が来る数分前にその明かりを点けておき、
明かりが消えることが「キュー」のサインとなります。
きっかけで「点く」のではなく「消す」という所がポイントです。
当然、事前にチェックやリハーサルはしておくのですが、
何が起こるか解らないのが、機械であり人間です。
装置が壊れるかもしれないし、
キューを出す人が寝ちゃっているかも・・・
きっかけのときに点灯させると、問題が起こっていたらアウトですが、
事前に点いているものを消すことで、これが解決されるわけです。
昔、電気もない頃のお芝居では、
紐を使って「きっかけ」を伝えていたそうです。
紐の両端をそれぞれが持って、ピンと張った状態できっかけを待ち、
その時が来たらグイッと引くわけです。
ここでもオンをオフにすることで「きっかけ」としているのは、
人為的なミスが起こらないようにするためのアイデアなのでしょうね。
次回は「打物」という演劇用語をお伝えします!
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あとがき
アメリカの映画系サイトの掲示板にブルース・ウィリスが現れ、
公開を控えている「
ダイハード 4.0
」について、
書き込まれていたことについて丁寧に回答していったそうです。
ブルースは途中で本人の名乗りをあげていますが、あまり信じてもらえず、
それならばと、macのichatを使って画像を公開、本人と立証しています。
この掲示板は今でも閲覧できるので、興味のある方はどうぞ。
(重いので注意してください)
ブルースは「Walter B」の名前で書き込み、背景が黒くなっています。
http://www.aintitcool.com/talkback_display/32511
私もちょっと見てみましたが、
丁寧な英語で書かれているとは言い難いようですし、
内容もかなり踏み込んだことまで書いている感じなので、
予定されていたプロモーションなどでの行為ではなく、
本当に本人が気まぐれで出現してやった、という印象を受けました。
ブルースは、自分からichatを使って自身を立証しようとしたくらいなので、
かなりネットやパソコンに慣れているのでしょうね。
また匿名掲示板では、ファンの不躾な発言もあるでしょうから、
なかなか勇気があるし、すごいなぁという感じがします。
しかし、こうしてファンが集っているところに現れるというのは、
ファンにとっては親近感が湧きますし、嬉しく感じることですよね。
また、本人を名乗って発言することは誠実さと捉えられると思いますし、
プロモーションとしてかなり効果的な気も・・・
日本でも、同様のニュースが流れる日が近いかもしれませんね。
kantaro
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