2006/9/20
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
お芝居めるまが「シアターリーグ」
Vol.213
http://www.moon-light.ne.jp/
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
1946年の今日は、第1回カンヌ映画祭が開催された日です。
ヴェネチア・ベルリンの映画祭とあわせ、
世界三大映画祭と呼ばれるカンヌ映画祭。
当初は1939年に開催予定でしたが、第2次世界大戦の影響で中止となり、
戦後の1946年に第1回が開催されました。
これまで、同映画祭で最高賞のパルム・ドールを受賞した日本映画は4作。
1954年「地獄門」(衣笠貞之助監督)、1980年「影武者」(黒澤明監督)
1983年「楢山節考」(今村昌平監督)、1997年「うなぎ」(今村昌平監督)。
59回目となる今年は、イギリスのケン・ローチ監督「麦の穂をゆらす風」が
パルム・ドールを受賞しています。
ちなみに、同映画祭日本映画初の受賞は1952年。
吉村公三郎監督の「源氏物語」で、杉山公平が撮影賞を受賞しています。
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
演劇ニュース&コラム
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
■
ハヤカワ演劇文庫
演劇専門(戯曲)の文庫シリーズ創刊
■
INOUE AKIRA & M.I.H. BAND
本田美奈子.復帰作の予定だった楽曲を発売
■
ROLLY VISUAL COMPLETE
ローリーがミュージカル・シャンソンの舞台を収録したDVDを発売
■
シアタークリエ
芸術座に代わる新劇場の名称・こけら落とし公演が決定
■
大人計画全集
大人計画が初の公式記録本を発売
■
映画チケット情報
9/23〜公開映画の全国共通前売り割引チケット
■
演劇チケット情報
9/13〜9/18発売の演劇・ミュージカルのチケット
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
戯曲
Pick Up!
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
「
シナリオリーグ
」に掲載されている戯曲からPickUp!
■「
camellia
」(松岡美幸)
明治中期、伯爵柏崎家。そこに現れたのは、子爵西條家の若き当主にして
実業家の西條卓。彼は今回、柏崎家の令嬢椿の許婚に選ばれたのだ。
しかし、椿には別な恋人・司郎がいた。3人の関係はもつれたまま、
椿と卓の結婚の日を迎えるのだが・・・
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
今週の
舞台・演劇用語
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
「箱馬・箱脚」(はこうま・はこあし)
舞台を二重にするとき、つまり通常の平舞台よりも舞台を高くして使うとき、
平台という平らな台が足場になりますが、
この平台の足になる、高さを合わせる台を「箱馬・箱脚」と呼びます。
「脚」も「馬」も文字通り支えている意味の表現で、
釘で固定もできるので木材で作られていることが多く、
土台として使われるので、非常に丈夫な、長方形の箱形です。
サイズは6寸×1尺×1尺、6寸×1尺×1尺7寸が多いようですが、
その他にも様々な大きさのものが存在し、
ひな壇のような高さの違う段も、高さの違う箱馬を使って作ります。
足元を支え、平台の下にある箱馬は、通常なかなか見る機会がありませんが、
1尺(約30cm)という高さのため、
スタッフがちょっと腰掛ける椅子として使うことも。
皆さんも、実は意外なところで目にしたことがあるかもしれませんね。
次回は「ねこ」という演劇用語をお伝えします!
───────────────────────────────────
・取り上げて欲しい「
演劇用語
」募集中!
・演劇においてのアクシデント募集中!
演劇用語 :
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
あとがき
YouTubeが米Warner Music Groupと提携、
Warnerの音楽映像などを配信するそうです。
YouTubeには、テレビ番組や音楽ビデオなどが無断で掲載され
誰でも見られるため、日本でも著作権の面で大きな問題になっていますので、
YouTubeが合法的な配信の道筋を示した、という感じでしょうか。
具体的には、掲載された著作権の発生する動画を識別するシステムを開発し、
著作権所有者が削除しなければ、該当ページの広告収入を分け合うそうです。
ちょっとわかりにくい感じですが、妥当な管理・分配に思えますし、
こういう感じでネット上の著作権管理が一気に進む期待が持てそうな気も。
YouTube側は、他の著作権所有者にも提携を訴えていくでしょうから、
多くの視聴者がいる日本の企業がどういう対応をするかも注目ですね。
ネット上の画像・動画・音楽については問題点ばかり指摘されていますが、
実際はPRになっている面も多分にありますよね。
見方を変えれば、宣伝のためにテレビやラジオに露出していたのが
ネットに代わっただけとも言えますし、媒体の推移に過ぎない気も。
あとは、時代に則した法整備と、
世界の流れに日本企業も素早く適応してくれることを期待、ですね。
kantaro
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
←
top
→
お芝居メルマガ「シアターリーグ」
まぐまぐ
登録フォーム (
RSS
)