2005/2/16
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お芝居めるまが「シアターリーグ」
Vol.130
http://www.moon-light.ne.jp/
発行部数 まぐまぐ:5144 めろんぱん:147 melma:69
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3/25〜愛知で開催される
愛・地球博
。
万博というとパビリオンが注目されがちですが、
演劇やミュージカルなどのコンテンツも、多数上演が予定されています。
5/1〜8のGW期間中には、日本とカナダの共同製作ミュージカル
「HARMONY」がEXPOホールで上演されます。
これは、書き下ろしの脚本をカナダのパペット劇団「TDC」が舞台化。
この作品は、子供達が公演前に指導を受けて劇に参加し、
観客参加型で上演されるようです。
7/13〜14には、宝塚の名場面がOGによって演じられる
「EXPOスペシャルレビュー アムール・タカラヅカ〜愛は世界を巡る」
がEXPOドームで上演されます。
出演者は鳳蘭、麻路さき、星奈優里など。
演出は植田紳爾で、本格的な上演となりそうですね。
他にも、古典芸能から合唱、舞踏など
応募のあった中から選出された90団体の催事も上演されます。
こちらは、まだすべての日程や会場が決定していないようですが
国内の団体のみならず、海外からの参加団体もあり
普段見る機会のない舞台を鑑賞するチャンスになりそうですね。
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ニュース&コラム
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アンドリュー・ロイド・ウェバー
プロフィール・作品一覧
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ミュージカルのサントラとして24年ぶりの快挙
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今年で没後50年
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冬ソナコンビで
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第47回ブルーリボン賞
作品賞は「誰も知らない」
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シナリオ
Pick Up!
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「
シナリオリーグ
」に掲載されているシナリオから毎週PickUp!
■「
ハルシオン・デイズ
」(
鴻上尚史
)
再演を重ねる名作「トランス」の続編。
「天使は瞳を閉じて」に続く2度目の舞台出演となる辺見えみり主演。
■「
バット男
」(倉持裕)
クリオネプロデュース第2弾。
水橋研二、持田真樹、伊藤高史の主演、河原雅彦演出で上演された
「純愛と見えない恐怖」の物語。
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今週の
舞台・演劇用語
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「バックボーン」(Backbone)
与えられた役により差はありますが、
その役の過去を考え、人物像を想定していくのは俳優の大事な作業です。
俳優がどこまでその人物の過去を想像し、
人物のバックボーンまで築きあげられるかが、
その役のリアリティや存在感の上で大切なことだと言われています。
台本から与えられる役の情報はごくわずか。
実在の人物でさえ、台本にはその人の詳しい情報は書かれていません。
俳優は書かれている物から想像力を働かせたり、行間を読んだりしながら、
一つの役を作りあげていくわけですね。
俳優は、自分の心で理解していないことは表現できないものだと思います。
これは、人を殺したことがないから殺人者の役はできないということではなく
その殺意に至ってしまう心の分岐点を、
自分の心の中に見つけることができるか、ということです。
お酒を飲めないのに酔っぱらいの演技が上手な人なども、
単に体の動きや台詞回しが上手いだけではなく、
酔った時の心のぶれみたいなものを、
自分の心と身体で理解し、演じているのですね。
「俳優は自分自身を探す旅人である」という名文句があるように、
俳優は他人を演じながら自分自身を見つけていくのです。
次回は「蹴込み」という大道具の用語をお伝えする予定です。
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取り上げて欲しい「
演劇用語
」募集中!
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あとがき
お得な情報を見つけたのでお知らせです。
オンライン書店
ビーケーワンが、近々リニューアルするようで
ただ今、なんと全員に¥500分のギフト券プレゼントを行っています。
メールアドレスなどで応募するだけですので、
あたしも早速応募してしまいました。
自店舗で使える商品券とはいえ、
応募するだけで全員にプレゼントは珍しいですよね。
amazonでは、電気製品購入で最大20%分のギフト券還元!
というキャンペーンをやっており
物によってはかなり安く買えることになるものの
これも、購入した金額に対しての還元ですものね。
しかし、このbk1やamazon、楽天booksも
みな¥1,500以上購入で送料無料になっています。
演劇や戯曲に関する本など、かなり大型の
書店
でもなかなか扱っていない本は
あたしもamazonで購入することが多くなってきました。
中身をちょっと見てから買いたい本は
書店
に出向こうと思いますが、
購入を決めている本に関しては、送料無料ならネットは便利ですものね。
最近、都心で大型書店の競争が激化していることが伝えられ
ネット書店の売り上げも大きく伸びている一方、
町の個人書店は数多く閉店に追いやられています。
雑誌類はコンビニや駅売店で簡単に手に入りますし、
欲しい本はネットや大型書店で、ということだと推測され、
仕方ないんだろうなぁとは思いますが、ちょっと寂しいようにも思います。
今後、小型書店は
あるジャンルに特化することが生き残り策になってくると思いますが
演劇というジャンルは、書店の面から見ても専門店が少ないんですよね。
相対的に部数も出ないため、せっかく本になっても廃刊になる物も多いですし
なんとかできないかなぁと思ったりしています。
古書店ならとも思うのですが、
最近はbook-offなどの台頭で、こちらも小型店は経営が難しそうですね・・・
kantaro
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