お芝居メルマガ「シアターリーグ」
vol.93 2004/6/2 |
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ お芝居めるまが「シアターリーグ」 Vol.93 http://www.moon-light.ne.jp/ 発行部数 まぐまぐ:5183 めろんぱん:139 melma:38 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 今、大人気の「冬のソナタ」 現在、NHK地上波で放送していますが、 5/22は「日朝首脳会談」関連のニュースのためお休み、 5/29に放送された第8話「疑惑」は 23:10からの放送時間にも関わらず、 なんと15%もの視聴率を稼ぎ出したそうです。 最近はほとんどのテレビ番組が苦戦する中、すごい人気ですよね。 そんな中、冬のソナタの主人公を演じるペ・ヨンジュン主演の映画 「スキャンダル」が公開されました。 この映画は、18世紀の李王朝の貴族役に挑む人間ドラマ。 冬のソナタのイメージとはまったく違い、 朝鮮史上最高のプレーボーイを演じ、話題を呼んでいます。 作品自体、非常にエロティックで過激な内容のため R18指定となっているほどです。 今週末からは、パニック映画の大作として多いにPRされている 「デイ・アフター・トゥモロー」も公開されますし、 公開中の行定勲監督、大沢たかお・柴咲コウ主演の邦画 「世界の中心で、愛をさけぶ」も、なかなか好評。 ブラッド・ピット主演の、ギリシャ神話の悲劇を題材にした 「トロイ」も娯楽・文化的両面から、好評のようですね。 そろそろ西から梅雨入りしてきましたが 夏休みシーズン前から、おもしろそうな映画が続々封切られています。 「読書の秋」ならぬ「映画の梅雨」というのはどうでしょうか? ちょっと語呂が悪いですかね・・・ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 演劇ニュース ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 「松本幸四郎主演の『アマデウス』上演400回」 歌舞伎俳優・松本幸四郎が主演の舞台「アマデウス」が 5/27、ル・テアトル銀座で千穐楽を迎え、 1982年6月の初演以来、上演400回を達成しました。 この作品は、モーツァルトと、その才能に嫉妬した宮廷作曲家サリエーリの 葛藤を描いた物語。 松本幸四郎は日本初演時からサリエーリ役で出演、 主演400回も同時に達成しました。 これは、一昨年「ラ・マンチャの男」で1,000回、 昨年、歌舞伎の「勧進帳」で700回を達成したのに続く記録です。 モーツァルト役は、松本幸四郎の息子・市川染五郎が務め、 演出助手を、長女・松本紀保が、 さらに6年ぶり10度目の再演となった今年の公演では、 幸四郎が初めて演出も手がけており、 一家力を合わせての公演となった模様です。 ちなみに、千穐楽には娘の松たか子も訪れ、祝福したそうです。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ お知らせ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ☆頭文字ごとの俳優ランキング、ついに最終5月度「ら〜わ」の結果発表! ・・・そして1順しまして、今月は再び「あ」で始まる俳優ランキング! 皆様ご投票よろしくお願いします! ☆お芝居クイズ「寺脇康文編」UP ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ シナリオ Pick Up! ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 「シナリオリーグ」に登録されたシナリオから毎週PickUp! ☆「ゼブラーマン」(宮藤官九郎) 哀川翔記念すべき100本目の主演映画。 監督:三池崇史、共演に鈴木京香を迎えた、 バカバカしくも正統的なヒーロー映画。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 今週の舞台・演劇用語 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 「役者が揃う」(やくしゃがそろう) 何か物事を行う際、素晴らしい人材が揃うことを「役者が揃う」と 一般的にも使いますよね。 この「役者」はもちろん俳優のことを差し、 「役者が揃う」という言葉は歌舞伎の世界から生まれた言葉です。 江戸時代の歌舞伎の世界では、 劇場ごと、一年ごとに、役者と契約を結んでいました。 現在のプロ野球のような感じでしょうか。 そして、その集めた(契約した)役者の披露として、 「顔見世興行」を行い、一年の興行成功を目指すのです。 劇場が選りすぐった役者の顔見世。 この様子から「役者が揃う」という、 「成功への第一歩」というような意味の言葉が一般的になったそうです。 けれども、成功ばかりではなかったのかもしれませんが・・・ ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● あとがき 先週のメルマガでkantaroがDVDやLD、VHS・βといった、 映像記録媒体の規格戦争について書いていました。 私もDVDデッキを買うにあたり足踏みしている状態なので、 とても興味深く読み、いまだ悩んでおります。。。 さて、某新聞で読んだのですが、 電化製品会社が映画制作会社を買収・合併するという動きが、 水面下で盛んに行われているそうです。 なぜだかわかります? 新しい規格の次世代大容量光ディスクなどで他社と競争になった場合、 市場に出回り広告価値の高い「映画」の販権を狙った物だそうです。 つまり製品の質や価格などだけでは競争に勝てないので、 勝つためには映画の販売の権利ごと買ってしまえって感じですね。 販売戦略としてはとても素晴らしい企画なのでしょうが、 この戦略が成功すると、 消費者である私達が商品を選べなくなる時代が来ることになりますよね。 何かとても嫌な感じがします。 しかし、どっちを買えばいいのかという悩みがなくなり、 新しい製品が販売された時、無駄な時間を労さなくてもすむのかなぁ・・・ 岡本成師 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ★メルマガ広告募集中!2回配信でフッター¥1,000、ヘッター¥2,000! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 配信元 むーんらいと mail : info@moon-light.ne.jp web : http://www.moon-light.ne.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメールマガジンは 「まぐまぐ」「めろんぱん」「melma」より発行しています。 バックナンバー、配信解除、登録メールアドレス変更などは こちらからお願いします。 |