2004/8/18
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お芝居めるまが「シアターリーグ」
Vol.104 http://www.moon-light.ne.jp/
発行部数 まぐまぐ:5064 めろんぱん:135 melma:44
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アテネオリンピックも開幕し、日本勢も大活躍ですが
オリンピックのあおりで、14日放送の「冬のソナタ」は2時からの深夜放送。
ところが、なんと10%の高視聴率を獲得したそうです。
前日13日の同じく2時ごろからは
五輪男子サッカーのvsパラグアイ戦が行われ
こちらが10.5%の視聴率だったようですから(BS分は含まず)
冬のソナタ人気はすごいですね。
そんな大ブームを巻き起こした冬のソナタも
今週末21日の放送でいよいよ最終回を迎えます。
もちろんまだ五輪の真っ最中ですが、
最終回は定時枠23:10〜の放送。
ちなみに9/11の23:10〜は
「冬のソナタ」グランドフィナーレの放送が決まりました。
キム・ウニ、ユン・ウンギョンなどをゲストに迎え
エピソードや名場面などの内容になるようです。
ファンの方はこちらもお見逃しなく!
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演劇関係ニュース
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「西部警察スペシャル 10/31放送決定」
昨年、ロケ中の事故で放送を見合わせていた2時間ドラマ
「西部警察スペシャル」が、10/31 21時〜放送されることが決まりました。
西部警察は、昨年、故石原裕次郎の十七回忌を記念して
19年ぶりに復活させたもので、
事故は、連続ドラマの予定だった「西部警察2003」のロケ中に起こりました。
今回放送が決まったスペシャル版は
事故前に、すでに完成していたもののようで、
現在のところ、連続ドラマ版の放送は考えていないということです。
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映画「トニー滝谷」ロカルノ国際映画祭で各賞受賞
市川準監督、イッセー尾形・宮沢りえ主演の映画「トニー滝谷」が
スイスの第57回ロカルノ国際映画祭で
審査員特別賞、国際批評家連盟賞、ヤング審査員賞をトリプル受賞しました。
この映画は、村上春樹の同名小説が原作。
家族を次々と亡くしてしまう孤独なイラストレーターの人生を描く物語で
尾形・宮沢共に1人2役に挑戦しています。
今回受賞を果たした審査員特別賞は
同映画祭最高賞の「金豹賞」に次ぐ賞で、
その金豹賞は、イタリアのサベリオ・コスタンツォ監督作
「プライベート」が選出されました。
この「トニー滝谷」公開は来年の予定。
そう言えば、カンヌ映画祭で柳楽優弥が最優秀男優賞を受賞した
「誰も知らない」も先日日本公開され、話題を呼んでいますね。
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お知らせ
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☆お芝居クイズ「大島渚編」
☆シアターリーグ第16回プレゼント
今回は「ホテル ビーナス」DVDをプレゼント!
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シナリオ Pick Up!
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「シナリオリーグ」に登録されたシナリオから毎週PickUp!
☆「ものがたり降る夜」(鴻上尚史)
ロンドン留学から帰国第一作。KOKAMI@network vol.1。
恋愛、そしてセックスの幻想の物語。
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今週の舞台・演劇用語
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「挨拶」(あいさつ)
「おはようございます」「こんばんわ」「お元気ですか」etc...
日常の中に多々ある「挨拶」ですが、
芸能の世界では、時間が不規則な点が主な理由で、
仕事の始まりは「おはようございます」
仕事終わりは「お疲れ様でした」と、時間に関わらず使われています。
さてさて、この「挨拶」
なんと芸能の世界から一般的になっていった言葉なのです。
挨は「迫る・押す」、拶は「切りこむ・押し込む」という意味なのですが、
語源は「一挨一拶(いちあいいっさつ)」という禅宗の問答を指す言葉で、
相手の心を探る真剣な様子を指す言葉です。
その真剣なやりとりが、
芸能の世界で師匠と弟子のやりとりに使われていました。
相手を探り、深きを求める真剣な様子を表していた言葉が、
後に一般的な受け答えも表すようになったのですね。
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あとがき
今週の舞台・演劇用語は「挨拶」を取り上げましたが、
芸能の世界においての「挨拶」は本当に厳しかったです。
「おはようございます」に始まり、
「お疲れ様でした」で終わるまで、他にも様々な挨拶が求められます。
最初は不思議な世界だったのですが、
じきに、この「挨拶」を大切にする理由が解っていったのを覚えています。
すごく単純なのですが、
まず、言葉を大切にしなければいけない仕事だという点。
そして、人間関係が仕事に多大な影響を与える仕事だという点があげられます。
この2点だけ見たら他の職業と変わらないと思いますよね。
ええ、変わらないですよ。(笑)
つまり、人間関係をしっかりと構築して、
厳しく接しようという事だと感じました。私は。
青年座研究所という養成機関に入所した17才の私が、
超有名な先輩(「釣りバカ日誌」のハマちゃん)に、
たまたま稽古場で出会い、「おはようございます」と挨拶したら、
元気に「おはようございま〜す」と返事を返してくれました。
私は「あぁ〜こういう素敵な先輩と、いつか一緒の舞台に立てたら」
と思いました。
またある日、
上記先輩より若いですが、同じく超有名な先輩に同じく挨拶したら、
「あぁ?・・・」という無視に近いお返事を頂きました。
この先輩は最近、舞台でもテレビでも名前を聞きません。
まぁ、10年以上前の話なので、参考例とまではいかないでしょうが、
「仕事に厳しく、人に優しく」みたいなものが、
どのような世界においても必要なのかと思います。
特に、昨今のような「年功序列」を廃止した「実力主義」の世界では。
オリンピックで死闘を決した両者の握手って感動しますものね。
岡本成師
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