vol.43 2003/06/18

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         お芝居めるまが「シアターリーグ」 
Vol.43                 http://www.moon-light.ne.jp
      発行部数 まぐまぐ:4943 めろんぱん:120 melma:10
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こんにちは。
先週、私(岡本)の大好きな俳優、グレゴリー・ペックが逝去しました。
サイト内でのお薦めには掲載していませんが、
ローマの休日 」「アラバマ物語」「ナバロンの要塞 」は、
思い出の作品として心に残っています。

謹んでご冥福をお祈りするとともに、
今週も元気にメルマガを配信させていただきます。
「天国で見てくれてないかなぁ」と期待を込めて!


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             演劇関係ニュース 
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『映画「クラッシュ」劇場上映と同時にネット配信』

1998年に富士スピードウェイでおきた大クラッシュを覚えていますか?
あの時、奇跡の生還を遂げた
「日本一のフェラーリ遣い」こと太田哲也さんの物語が、
この「クラッシュ」という映画です。

想像を絶するリハビリ、家族との絆・・・
5年という長い年月の末、太田は再びサーキットへ・・・
この5年間の記録をまとめたドキュメンタリー映画が、
劇場公開とほぼ同時に、ネットで有料配信されるそうです。
公開当初は東京都内だけの単館上映のため、
多くの人に見てもらおうとの試みです。

監督の奥山和由は、この映画を一言で言うと、
「生きることは愛すること、愛されることは生かされること」
と、語ったそうです。

フィクションを超える感動を、自宅で見られるのも、
また、単館上映の映画が全国配信されるのも嬉しいですね。
今月末の公開です!


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登録されたシナリオからPickUpして、
毎週このメルマガでもご紹介していきます。

☆「少女仮面」(唐十郎)
  アングラ演劇の先駆者、唐十郎の
  第15回岸田国士戯曲賞受賞作品!

☆「また逢おうと龍馬は言った」(成井豊)
  すぐに乗り物に酔ってしまう、さえないツアーコンダクター岡本。
  彼は坂本竜馬を尊敬していている。
  そして、想像の坂本竜馬に叱咤激励されながら
  大事件に巻き込まれてゆく・・・
  テンポのいい痛快な作品。
  「これがキャラメルの最高傑作だ」というファンも多い。


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            今週の舞台・演劇用語
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「派手」(はで)

彩りや行動などが人の目につくことを、「派手」と言いますよね。
この言葉、三味線の世界から生ました。

三味線では「破手」や「端手」といい、
「本手」に対して賑やかに演奏することを指す言葉があります。
この言葉が一般的にも、「目立つ」「異端だ」などの意味に使われだし、
現在の「派手」という言葉になっていったそうです。

「派手だなぁ」と聞くと、悪口のように感じますが、
一般的なもの(本手)を引き立たせるための
大切な役割を担っているのですね。


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あとがき
「マトリックス」が、公開後1週間の興行成績でも
「千と千尋の神隠し」を抜いて歴代1位を獲得したそうです。
スピルバーグは「インディ・ジョーンズ」第4弾を
2005年公開に向けて製作するようですし、なんだか映画界が盛況ですね。

そんな中、篠田正浩監督の引退作「スパイ・ゾルゲ」が公開。
妻の岩下志麻が撮影中のメイキングを監督したそうで、
DVD発売時には収録されるかな?と楽しみです。
って、まだ封切られたばっかりなのに気が早いですが・・・

また、堤幸彦監督の「恋愛寫眞」も公開。
堤幸彦は、テレビのバラエティ畑の出身。
さんまやとんねるずの番組演出家としてご存じの方も多いと思います。
最近では、ドラマ、映画へと活躍の舞台を移しており
「池袋ウエストゲートパーク 」「ケイゾク」「トリック」など
これまでの概念をうち破るような作品を発表しています。
こうした才能が映画界に進出してくれたのは個人的にも嬉しい限りで
この映画も、松田龍平、広末涼子が共演とあって、こちらも注目です。

しかし、ハリーポッターも含め、大ヒット作が目白押しの最近。
そういえば、不況になると映画は強いと
昔から言われているようですが・・・
                               kantaro
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