■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ お芝居めるまが「シアターリーグ」 Vol.22 http://www.moon-light.ne.jp/ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 寒いですね〜 と、嘆くのが挨拶化している今日この頃。 そういえば昨夏は暑かったですし、 日本に四季が戻ってきたんだ! と、喜んでみれば、寒さも楽しめるかもしれません。 ・・・無理ですか? では、これはどうでしょう。 寒さが和らぎ、春の息吹を感じる頃になると、 10人に1人の割合で、次なる試練が待ち受けています。 そう、花粉の季節です! 今年の予想は、全国的に少ない模様ですが 関東地方では大飛散の予測。 う〜ん。 ほら、関東地方にお住まいのあなた、 このまま寒さが続けばいいと思えてきませんか? ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 演劇ニュース ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 続々と昨年度演劇賞が発表されていますが、 先日、第10回読売演劇大賞・優秀賞が決定しました。 作品賞 ・松竹 =『菅原伝授手習鑑・寺子屋』 ・地人会 =『雁の寺』 ・こまつ座=『太鼓たたいて笛ふいて』 ・燐光群 =『最後の一人までが全体である』 ・東宝・ドラマシティ=『モーツァルト!』 男優賞 ・市村正親 =『海の上のピアニスト』『モーツァルト!』 ・木場勝己 =『太鼓たたいて笛ふいて』『最後の一人までが全体である』 ・中川晃教 =『モーツァルト!』 ・中村吉右衛門=『仮名手本忠臣蔵』 ・野村萬斎 =『オイディプス王』『まちがいの狂言』 女優賞 ・麻実れい =『くしゃみ』『オイディプス王』のイオカステ役 ・大竹しのぶ=『売り言葉』『太鼓たたいて笛ふいて』 ・岸田今日子=『ブラインド・タッチ』 ・草笛光子 =『W;t ウィット』 ・高橋惠子 =『雁の寺』『藪の中』 他にも、演出家賞、スタッフ賞が選出されています。 この中から、2月上旬に各部門の大賞、杉村春子賞 さらに、今回から創設された、芸術栄誉賞が選出されます。 シアターリーグでも、発表され次第掲載致します。 お楽しみに! ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ HPのお知らせ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ご好評にお応えして、第3弾プレゼントを開始しました! 今回は、超プレミアかも?「ピングー福袋」です。 みなさまのご応募お待ちしております〜 さらに、人気のクイズコーナー「蜷川幸雄編」をアップ! 演劇通を自負する方は、是非ともチャレンジ! ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 今週の舞台・演劇用語 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 「檜舞台」(ひのきぶたい) 自分の腕前を披露する「晴れの場」を指す言葉として一般的ですよね。 今も昔も、檜(ひのき)は高価なもので、 舞台の材質としても檜を超えるものはなかったようです。 では、お金があれば作れるかというとそうでもない。 江戸時代には、檜の舞台が許されていたのは、 「能楽」「歌舞伎」などの幕府公認の劇場だけだったそうです。 つまり、「檜舞台」に立つということは 一流として認められることを意味していたのですね。 俳優の夢だったのでしょう。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● あとがき 最近、「いい台本に出逢える場が欲しい」というメールをよくいただきます。 たしかに、戯曲はなかなか市販されないですし、 片っ端から読むのも大変ですよね。 私も戯曲集などをよく読みますが、「これだ」という戯曲に出会うのは稀です。 廃刊になっていると、極限られた図書館でしか読めないですし、 コピーを頼むと値段が高いし・・・ 台本といえば、俳優が使う台本は面白いですよ。 性格があらわれるというか。 几帳面に色分けしている人もいれば、真っ白なままの人もいる、 鼻濁音にチェックしている人や、 わざわざタイプして自分なりの台本を作ってくる人まで様々。 台本を読んで役を作る、役者ってなにが正解かわからないから面白いですよね。 ちなみに私は、 うまく2冊もらって、家で1冊を汚し、稽古場へはもう1冊を持っていく派です。 「努力していないふりを楽しむ派」ともいいます。(笑) 岡本成師 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● |