2010.03.12
不毛地帯
ドラマ「不毛地帯」を観てました。
昨日が最終回となり、相棒と同じようにこちらも終わってしまいました。
「不毛地帯」では、主役の壹岐正の内面や心情がほとんど描かれていなかったので
どういう人なのか、何を思っているのかがあまりわからず、想像するだけとなっていました。
でも、他の役では魅力的な人が多く、主役にのみ共感できないという珍しいドラマだったような気がします。
最終回だけで言っても・・・(まあ、ただの感情です^^;)
大門社長のあんな姿は見たくなかったし・・・
紅子と千里がなぜあんなところで会っていたのか、さっぱりわからないし・・・
社長が退陣発表したときに、壱岐はもっと社長をたててあげてもいいのにな~とか・・・
でも、鮫島の気持ちがわかって、よかったです。可愛い人だな~と。
そもそも、壹岐正の人生を描くのに、壹岐正の心情や人柄を描かないのだったら
恋愛は描かずに会社だけでもよかったような気がします。
私には、よくわからないというか、わかるけれど、なぜこういう風にドラマにしたのかわからない感じ。
でも、俳優陣はものすごく豪華でした!!
演劇人も多く、みんながうまかったのは、すごいと思います。
このドラマですごいな~と見直したのは・・・(偉そうですが^^;)
原田芳雄、岸部一徳、天海祐希・・・、という感じかな~
原田芳雄は、あまり演技を観たことがなかったのだけど、社長としての威厳もあり、包容力などを見事に表現していて、また弱ってから(年をとってから)もそのギャップがよかったです。
岸部一徳は、最近では相棒でしか観たことがなく、こんなに感情表現豊かに役を演じられるんだ~と、失礼ながら思いました^^;
天海祐希も今までと違った役で、今までの男っぽい感じではなく、艶かしく、壹岐正への感情を意識しながらの演技もよかったな~と思います。
あと、竹野内豊も英語での演技がうまかったな~と思いました。
また、唐沢寿明もこの役は難しかったんじゃないかな~と思います。
ちょっと私の表現力が拙いのがもどかしいですが・・・。
ほとんどの役がその俳優に合っているような気がして、
この俳優陣を観ることができただけで幸せ!と思わせてくれるドラマでした♪
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