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2006.01.16

白夜行

先週の木曜日に放送した連続ドラマの再放送をしていたので、見てみた。
久し振りにゆっくりとTVを見たな~という感じ。
私は東野圭吾ファンなので、原作ももちろん読んでいて
これを最初、studio life(スタジオライフ)が舞台化すると聞いてびっくり!!
この小説を実写化というか映像化というか三次元にするのは難しいだろうな~と思っていたので。
小説では、主人公の男女の感情の流れや接触(交流)が全く描かれていないので
読者が想像するのみという感じ。
その描かれていない部分を何とかしないと小説からは抜け出せないだろうな~と思っていた。
studio lifeの方も観てみたかったけれど・・・
こちらも二部構成で上演だったので、なかなか観ようと踏み出せず・・・。
そして、ドラマでは・・・
放送される前の宣伝などで、主人公の二人の感情などを描くと聞いて
気になっていたけれど、どうかな~と思っていた。
そして、観てみて思ったのは・・・
やっぱり、涙なしでは観ることが出来ないものだな~と。
ドラマを観ていて、小説の中の文章が頭に出てきた。
それは多分、この小説は、私にとって衝撃的だったのだと思う。
内容的には、やるせないものなので、私はあまり好きではない方の物語だけど
一度しか読んでいない小説がドラマを観ていて文章で出てくるとはっ!!
さすが、東野圭吾!!なのかな~。
物語では・・・
ちょっと原作と違うところがあったけれど、それもあまり気にならず
二人の感情などが描かれているので、そういう意味では、全然別のものだけど
東野圭吾の『白夜行』の世界が残っていて、違和感がなかったと思う。
このドラマの第一回目の放送では、最初に小説のラストシーンがあり、昔を振り返るという感じ。
なので、この2時間(拡大だった)は、子役が中心で、二人の元となった小学生時代を描いていた。
この子役二人がすごく上手くて、大人よりも上手いんじゃないかなと思うくらい。
やはり、感性がまっさらの状態だから、素晴らしいのだろうか?
続きも気になるけれど・・・、観なくてもいいかな~と思ってしまうぐらいの満足度!!
後、ドラマの最初に主人公二人が言っていた言葉が心に残ったな~
彼曰く『彼女はまがいものの太陽だった』
彼女曰く『彼はにせものの太陽だった』
この違いがこれからのドラマにでてくるのかな~
それは、ちょっと楽しみ♪


※日記の『ひとりごと・・・』から、weblog『ひとりごと・・・』に移行しました♪

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