山口祐一郎さんニュース

2011年9月に上演されるミュージカル『三銃士』博多座公演の記者取材会が7/12（火）に行われました。

井上芳雄さん、瀬奈じゅんさん、山口祐一郎さんが来福し、記者取材会に出席されました。
それぞれのコメントと、質疑応答が行われたようです。

＜ダルタニャン役・井上芳雄さんご挨拶＞
故郷の福岡に博多座の公演で帰って来ることができて本当にうれしいです。
『三銃士』は様々な楽しい要素が詰め込まれた素晴らしい作品。
稽古で周りの反応を見ても手応えを感じているので楽しんでいただけると思います。
この作品のテーマ「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」という言葉は
震災後の日本全体にもピッタリと当てはまっていると思いますし
そのエネルギーを持って、9月の熱い福岡で燃え尽きたいと思います。
　
＜ミレディ役・瀬奈じゅんさんご挨拶＞
飛行機から博多に降りたとたんに熱くてびっくりしました（笑）。9月はもっと熱くなっていると思いますので、熱さに負けず皆様に楽しい舞台をお届けしたいと思います。
　
＜リシュリュー枢機卿役・山口祐一郎さんご挨拶＞
作品は恋と友情と冒険とありましたが、僕は恋も関係なく、友情もなく、チャーミングな瀬奈さんを追い込んでいく、何回か瀬奈さんが「サイテー、男は」と言うんですが、「その通り」と思っている私ですけど（笑）。そして井上さんが、ピュアで、まっすぐで友情を持って。愛のデュエットがあるんですけど横で見ながらいいなぁと。楽しいミュージカルになっていると思います。お楽しみください。
　
――役柄を通した作品の見どころは？
　
井上）
ダルタニャンの設定は19歳の青年で僕が32歳なので、気持ちはちょっと若めでやらないと（笑）。銃士に憧れて田舎からパリに出てきたダルタニャンが、三銃士に出会い、三銃士たちといろいろなことを通じて、少年から青年へと成長していく物語は、時代や国に関係なく、どんな人でも通る普遍的な話。僕の役では、“成長”が見どころですね。
　
瀬奈）
男性陣の見どころが権力争いや冒険、対決だとしたら、私は主に“恋”が担当かなと思っています（笑）。実際に殺陣に参加したり、男勝りなことはさせていただきますが、根本的には女性の好きな人に対する一途な思いであったりとかが見どころだと思います。
　
山口）
まずは井上さんのように、ミュージカル界にはさわやかな青年がいて良かったなと（笑）。瀬奈さんはとってもチャーミングで、もっとチャーミングになるように、嫌な奴を歯を食いしばって一生懸命、ストーリーが立体的になるように、相手が輝けば輝くほどこちらがブラックホールになるように、楽しく敵役をさせていただいてます。
　
――日本版のオリジナルを作りあげる上での苦労は？
　
井上）
アクションが思った以上にたくさんあって「アクションがやりたくてミュージカル界に入ったわけじゃないのに」と泣き言をこぼしながら（笑）。でも稽古が進むにつれて、やっぱりおもしろい！っていい驚きに変わって。苦労はもちろんありましたがいい苦労でした。お客さまの前で演じるのがすごく楽しみです。
　
瀬奈）
役作りにあたって苦労は絶えないんですけど、今回はほんとに共演者の方の明るさやまじめさに助けられて、周りの人からいい影響を受けて、苦労を苦労と思わずに頑張れたお稽古でした。井上さんと同じで、早くみなさんに見ていただきたいという思い。殺陣やアクションがこんなたくさんあるとは正直思わなかったですが、「これをするために宝塚を卒業して女優になった訳じゃないんだけどな」と思いながら（笑）。でもすごく楽しくさせていただきました。
　
山口）
井上くんと瀬奈さんがダイヤの首飾りが入っている箱を取り合うシーンは、すごいですよ。冷たい水を飲んで横で見てるだけなのに汗をかくんですね。それぐらいおもしろいシーン。僕はそういうシーンを見ながら、観てるだけで活性化する、そういう役づくりですよね…ってどういう役づくりなんだ（笑）。なんと言っても演出の山田先生がみんなのことをよく知ってますから、いいところをどんどん引き出して、役者はその気になって。役者が自信を持ってくる雰囲気がいいんですよね。
　
引用元：博多座サイト 9月公演 ミュージカル『三銃士』記者取材会レポート！

オフィシャルサイトでは、「三銃士」のポスターを囲んだ写真もありました！
上記メニューにリンクしていますので、そちらでご覧ください！

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