Tanz der Vampire 〜ダンス オブ ヴァンパイア〜  2006.07.02(日) 初日 17:00開演 帝国劇場


〜Cast〜

クロロック伯爵 山口祐一郎
アブロンシウス教授
市村正親
サラ 剱持たまき
アルフレート
泉見洋平
シャガール 佐藤正宏
レベッカ
阿知波悟美
マグダ 宮本裕子
ヘルベルト 吉野圭吾
クコール 駒田一
   
音楽
ジム・スタインマン
脚本・歌詞 ミヒャエル・クンツェ
演出 山田 和也



かなり内容に触れています!!読む方はご注意を!!
もし少しのネタバレなら大丈夫!と思われる方は、キャストの感想へ♪
でも、その感想もネタバレですので、本当にご注意下さい!


〜感想〜

ドキドキの初日です♪
帝劇に入ってみると、思わぬ方々がお出迎え!!
まず、目に付いたのは・・・
クロロック伯爵がマントを翻している写真が柱にあるではないですかっ!!
そして、上を見てみるとリー君がパタパタと一生懸命飛んでいるではないですかっ!!
かなり楽しい驚きでした♪
写真を撮る人達の波がすごかったです!!
(私ももちろん、その波に乗りました^^;)
伯爵の写真は公式ブログなどにもあるように柱に巻きついている感じ。
リー君は幕間にはもういなくなってしまったので、写真を撮るなら、そして拝見するには、お早めに♪

いよいよ、客席へ入ってみると・・・
幕がいい感じでした♪
くもの巣のような・・・、薄雲のような・・・、霧のような・・・
という感じに白く描かれていました。

そして、オケピも探検してみると・・・
オケピはいつもと違い、全体的に黒く覆われていて目立たなくなっていました。
そして、舞台からオケピにはちょっとした花道があり、客席への階段がっ!!
もしかして誰か降りてくるのかもっ!!と期待しつつ
私は上手側の端っこだったので、ここまでは来てくれないだろうな〜と
ちょっと寂しく思いつつ・・・。

もうすぐ始まるぞっ!!というときの会場アナウンスはアルフレートの泉見くんでした。
かなり長く、ちゃんとヴァンパイアヴァージョンという感じ。


〜一幕〜

いよいよ始まりです!!
オーヴァーチュアが長く、いい感じで聴かせてくれます♪
(雰囲気はオペラ座の怪人第二幕という感じでしょうか)
そして、いつ始まるのかな〜と思っていたら
なんとっ!!客席に向かってピンライトがっ!!
その先には・・・アルフレート。
客席からの登場です!!
頼りなさ気が出ていていい感じでした。
教授は舞台からの登場!!
登場から早くも笑わせてくれます^^

色っぽい声が聴こえてきたな〜と思っていると・・・
サラのお風呂シーン♪
たまきちゃん、身体をはってました!!
かなりいい感じのエロ可愛さ^^
でも、エロというよりは色っぽい感じかな〜

とうとう、クロロック伯爵の登場!
それも客席から♪
しっとりとした歌もいい感じでした。

サラがお風呂に入っていると、いきなり伯爵の登場!!
すごい登場の仕方です!!
(先にプログラムを見ていたので、「こう来たか!」と
  かなりいい感じの我慢できない笑いが出てしまいます^^)
伯爵が飛んで、お風呂に入っているサラの近くに降り立ち、
それも羽根がちゃんと閉じたり開いたりとかなり素晴らしい^^

お城に行ってしまったサラを助けに教授とアルフレートがお城に乗り込みます。
やっと、教授とアルフレートがお城に辿り着いたと思ったら
ちゃんと伯爵がお出迎えをしてくれ、
ここの伯爵と教授の掛け合いが素晴らしい♪
ここでやっと伯爵の息子のヘルベルトが登場し
アルフレートに対する目つきが素晴らしく妖しい
そして、伯爵の素晴らしい歌で幕が下りました。

〜二幕〜
舞台にはいよいよ螺旋階段が登場!!
サラが歌っていると、螺旋階段から伯爵が登場♪
サラの血を吸いたいけれど、我慢する伯爵がいい感じ^^

そして、サラとは違う色っぽい声がお風呂から聴こえてきて
アルフレートが行ってみると・・・
ヘルベルトがっ!!
ヘルベルトの猛烈なアタックをかわすアルフレートが大変そう^^;

いよいよ、待ちに待った舞踏会♪
伯爵の念願が叶い、ついにサラの血を吸えることに!!

最後には、教授以外の人がヴァンパイアになってしまい
エンディングに突入。
エンディングは、日本でお馴染みのナンバーでした!!
笑いあり、涙あり、そしてダンスありの見どころいっぱいのミュージカルでした(^〇^)

1回しか観劇していないので、うろ覚えのあらすじのような感想になってしまいました^^;





クロロック伯爵
しっとりと色っぽく、そして悩めるドラキュラ伯爵でした!!
歌は難しいのによく歌えるな〜という感じで
祐一郎さんはもちろん素晴らしく、どの歌も何度も聴きたいと思いました♪
独壇場という感じかな(^〇^)
でも、残念なことに舞踏会でのダンスが観られなかったです(TOT)
席が端だったもので・・・

アブロンシウス教授
笑わせてもらえました^^
本当に市村さんはEntertainerだな〜と、実感しました♪
やっぱりお城での伯爵との絡みがいい感じでした(^〇^)

サラ
たまきちゃんは、コゼットしか観たことがなかったのですが
こんなに色っぽい声が出せたのね〜という感じでした。
いい感じの色っぽさ、そして背伸びをしている好奇心旺盛の女の子という感じで
素晴らしかったです!!

アルフレート
泉見くんは、いい感じに頼りなさ気を出せていたのではないかな〜と。
そして、しゃべっている声も高めで、臆病さを出しているのかな〜と思いました。
私は、マリウスよりも好きかな〜という感じです♪

ヘルベルト
いい味、出してました!!
出番が少なくて寂しかったですが、存分に味わえたという感じです♪
吉野圭吾ならではの弾けぶりという感じで、表現するのはすごく難しいのですが
いい感じのおかまちゃんです♪

クコール
駒田さんだからこそ、という感じでした。
他の人がしてしまうと、ボーとしたような、影が薄い感じになってしまうと思うのですが
駒田さんがするから、という感じの味のあるクゴールになっていました。
野卑なのに、ちょっとお茶目という感じ♪

レベッカ
阿知波さんは、やっぱり芝居が上手いですね〜
旦那さんを亡くした後に語りかけるように歌っているところで
ホロリときてしまいました^^;

マグダ
宮本さんを初めて舞台で観ましたが
ポーズがピシッと決まって、すごく格好いいな〜と思いました。
そして、役というのもあると思いますが、すごく色っぽくていい感じでした♪


〜カーテンコール〜

客席がスタンディングオベーションになった後のカーテンコールでは、
教授以外のキャストが牙をつけている為、
教授が代表して、ご挨拶をしてくれました。
市村さんは「全て後輩の山口祐一郎の為・・・」というような感じのことをおっしゃっていました。
そして、その後に祐一郎さんが感謝の気持ちを表すように市村さんと固い握手をしていました。
市村さんは祐一郎さんに向かって「牙があるけれど、なんとかご挨拶を」という感じのことを。
そして、祐一郎さんは牙が邪魔なように、かなりもごもごと
「ありがとうございました」というようなことをおっしゃって
演出の山田さんを紹介し、山田さんもクンツェ氏を紹介。
何回かのカーテンコールが終わり、
祐一郎さんがいつものハキハキとした、お腹から声を出している言い方で
「本日はご来場賜りありがとうございました!!」という感じのことをおっしゃって
キャスト(山田さんもクンツェ氏も)全員で手をつないで礼をしてくれました。
最後には振り付けの上島さんも舞台に登場し
またまた、スタンディングオベーションでした!!

カーテンコールで印象的だったのは・・・
祐一郎さんが最後にご挨拶をした後に
祐一郎さんの合図で曲が綺麗に始まり、それを見届けた(?)祐一郎さんがマントを翻しいつもの位置まで戻ったこと♪
指揮者の西野さんが合わせてくれたのですが、本当にそのシーンが綺麗でした(^〇^)

本当に怒涛の3時間強でした♪
素晴らしかったです(^〇^)




2006/07/03、04 vanilla
2006/07/05 訂正、追記
2006/08/08 追記


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