Elisabeth 〜エリザベート〜 2005.09.26(月)夜の部 18:30開演 帝国劇場
〜Cast〜
エリザベート |
一路 真輝 |
トート |
山口祐一郎 |
ルイジ・ルキーニ |
高嶋 政宏 |
フランツ・ヨーゼフ
|
鈴木 綜馬 |
ゾフィー |
寿 ひずる |
マックス
|
村井 国夫 |
ルドルフ |
井上 芳雄 |
マダム・ヴォルフ |
伊東 弘美 |
ルドヴィカ |
春風ひとみ |
エルマー |
藤本 隆宏 |
少年ルドルフ |
塩野 魁土 |
〜感想〜
祐一郎トート
『私を燃やす愛』では甘く、また力強く、いい感じでした(^〇^)
本当にエリザベートへの愛が感じられました♪
そして、『最後のダンス』では、一段と素晴らしかったです。
最後のところをかなりのばしていて、どこまでのびるんだ〜と思ったほど(^〇^)
いや〜、素晴らしかったです!! かなり絶好調♪
二幕の『闇が広がる』も素晴らしかったです!!
やっぱり、井上くんと声が合いますね♪
もう、全体的にかなりいい感じでした(^〇^)
井上ルドルフ
成長をしているのかどうかドキドキの注目の井上くんです。
今回のエリザで、初めてです!!
全体の感想としては、意思表示ができる皇太子になったんだな〜と。
初演、再演の時にあった、いつ崩れてもおかしくない儚さがなくなり
大人になったような気がします。
ちょっとそれも寂しいけれど・・・^^;
やっぱり儚さも残しつつ、強くなるというのは難しいのかな・・・
前回は、ただトートやトートダンサーに操られ、翻弄されていたような気がしましたが
今回は、翻弄されるのは同じですが、どうすればいいのか迷いながらも
自分の思ったことに突き進む意志が強くなり、感情表現も豊かになったような気がします。
感情表現もあまり出しすぎてしまうとどうかな〜?と私は思ってしまうのですが
ちょうど良かったような気がします。
歌もよく、ダンスもキレがあり、いい感じでした。
声は、前回より低くなったのかな? それとも太くなったのかな? という印象を受けました。
ただ単に年を重ねて大人になっただけなのかも・・・。
私は、井上くんを『エリザベート』『モーツァルト!』『シンデレラストーリー』で観ましたが
『エリザベート』のルドルフが一番、合っていると思います。
何がというのは、すごく難しいけれど・・・
雰囲気なのか、役が合っているからなのか、わからないけれど・・・
ルドルフだけは、何度も観たいな〜と思います^^
綜馬フランツ
やっぱり綜馬ちゃんはいいな〜と思います。
今日もいい感じでした^^
でも、ある時から・・・、去年からかな〜
綜馬ちゃんも独特の歌い方というか、歌の崩し方が入るようになって
ちょっと辛い時があります。
(「扉を開けてくれ♪」のところなど^^;)
でも、私が思う綜馬ちゃんの役作りはすごく好きです。
まず、皇帝として生きていて、二の次に男として生きているんだな〜と思います。
そして、徐々にというか、それぞれの時期で
エリザベートに対しては、皇帝から男へと変わり
でも、息子のルドルフに対しては、皇帝のままになってしまう
という風に感じます。
綜馬フランツの好きなシーンは・・・
バートイシュルでのお見合いのシーンで
エリザベートを見ながら、楽しそうに笑っているところ^^
一幕最後の『私だけに』のシーンで
エリザベートが登場するときに、ちゃんとエリザベートに敬意を払っているところ^^
などなど、他にもいろいろとツボはありますが、こういう感じです^^
カーテンコールでは・・・
全員でのカーテンコールが終わった後、
一路と祐一郎さんが二人で3回も登場してくれました。
1回目の登場では、一路が祐一郎さんの右手を取って、祐一郎さんの手でフリフリしてくれました。
2回目の登場では、祐一郎さんがお返しとばかりに一路の左手を取り、フリフリと。
そして、幕が閉まる直前に一路がショールで祐一郎さんをバシッとぶっていました^^
本当に仲がいい感じ^^
3回目は、普通に同じように二人とも手を振ってくれました。
全体としては、ちょっと勢いがないかな〜と思ってしまう『エリザベート』でしたが
(今日に限らず、今回の『エリザベート』は・・・)
今日も素晴らしかったです!!
2005.09.28 vanilla