Les Miserables 　　2005.03.19（土）　　　　帝国劇場　　（『レ･ミゼラブル』作品紹介）


〜Cast〜

ジャン・バルジャン	山口祐一郎	グランテール	伊藤俊彦
ジャベール	鈴木綜馬	クールフェラック	横田大明
エポニーヌ	新妻聖子	ジョリ	岡田雄一
ファンテーヌ	井料瑠美	コンブフェール	上條コウ
コゼット	剱持たまき	フイイ	清野秀美
マリウス	藤岡正明	司教・レーグル	高野二郎
テナルディエ	徳井　優	バベ	阿部よしつぐ
テナルディエの妻	森　公美子	ブリジョン	原　慎一郎
アンジョルラス	小鈴まさ記	プルベール	萬谷法英
ガブローシュ	大久保祥太郎	モンパルナス	森　隆二
リトルコゼット	蛭薙ありさ	クラクスー	小暮清貴
リトルエポニーヌ	春山　椋	買入れ屋	三木麻衣子
		マテロット	西浦歌織
		ファクトリーガール	鈴木智香子
指揮	塩田明弘	ジベロット	史　桜
		マダム	荒木里佳
		少年1	村井麻友美
		少年2	井上喜代子
		カツラ屋	今泉りえ

〜感想〜

今日は、OMC貸切公演♪
劇場の入り口には、大きな『OMC貸切公演』の文字が・・・
そして、エントランスホール（？）には、
お楽しみ抽選会のプレゼントが飾られていました。

内容は・・・
出演者（祐一郎さん＆綜馬ちゃん）の直筆サイン入り『レ・ミゼラブル』ポスター
祐一郎さんの直筆サイン色紙
綜馬ちゃんの直筆サイン色紙
そして、何故か『キティちゃんのひざ掛け』

幕間に抽選の結果が発表されたけれど、 私は、当たり前のように当選せず・・・
ちょっと寂しい休憩時間＾＾；


今日の私の楽しみは・・・（祐一郎さん以外で＾＾）
今回から復活した、綜馬ちゃんと徳井さん♪
私は、この二人が出演していた2000年に初めて『レ・ミゼラブル』を観劇したので
ちょっと感慨深いものがあります(^〇^)
（綜馬ちゃんは、『レ・ミゼラブル in コンサート』から復活していたけれど、私は観ることが出来なかったので・・・）


最初のシーンのバルジャンを呼ぶ第一声（『奴をここに呼べ〜、24653♪』）を聴いて、
「あ〜、綜馬ちゃんだな〜」と嬉 しくなりました。
祐一郎バルジャンの独白もかなり素晴らしく、圧倒される迫力！！

そして、工場のシーンでは、工場長の『出て行け〜』がいい感じ。
私は、その前の台詞を強く言って、『出て行け〜』を弱く言うよりも
その前の台詞を弱く言って、『出て行け〜』を強く言う方がいいな〜と。
（その前の台詞は、やっぱり、あまり好きではないので・・・＾＾；、ちょっと細かい？＾＾；）


初めて、井料ファンティーヌの『夢やぶれて』で感動！！
井料さんに限らず、新生レミゼになってから、この曲でここまで感動したことがなかったので
自分でちょっとびっくりしつつも、嬉しかったです(^〇^)


祐一郎バルジャンと綜馬ジャベールの対決シーンでは、
本当に二人とも迫力があり、いい感じにハモってました。
もちろん、二人の声がちゃんと聴こえてくるところが素晴らしい(^〇^)


宿屋のシーンでは、待ちに待った徳井テナルディエ。
徳井さんのテナルディエは、憎めないから好きです♪
今回は、完全に奥さんの尻に引かれていました(^〇^)

そして、取引のシーンでは
アドリブの歌詞もいい感じ♪
（『正直が一番、ば〜ちゃんの遺言だ〜♪』という感じ＾＾
　でも、後日、他の日を観た時も同じ歌詞だったので、その日のアドリブではないらしい・・・＾＾）
2000年公演の時も、いろいろと違う歌詞を足してくれていたな〜と思い出しつつ・・・
また、この公演中に変えて歌ってほしいな〜(^〇^)

バルジャンがお金を出す度にかなり嬉しそうなテナルディエと
そして、ほんのり微笑んでいそうだけど、無表情のバルジャンがいい感じ(^〇^)

ちびコゼットをぐるぐる回すところでは・・・
ちびコゼットがちょっと抱きつくのを失敗したらしく、回し難そうに5回ぐらい・・・＾＾；


綜馬ジャベールの『STARS』は・・・
かなりいい感じでした♪
背景がなくても、星が見えそうな感じ(^〇^)
そして、星に祈りを捧げる時には、片膝を付き、右手を左胸に当てて祈っていました。
2000年のときは、多分違った記憶があるので、今回からそういう感じなんだな〜と。


『ONE DAY MORE』も素晴らしく、皆が団結しているような感じで、綺麗でした♪
そして、思ったのは・・・
新妻エポの歌唱力を受けるのは、同じく歌唱力がある坂元アンジョがいいな〜と、観てみたいな〜という感じ。
今日は、ちょっともったいないな〜と思ってしまいました＾＾；
（他のところはともかく、『ONE DAY MORE』は、そういう感じかな。）



祐一郎バルジャン＆綜馬ジャベールのバリケードと下水道での対決は、本当に素晴らしかったです♪
綜馬ジャベールは、下水道での対決の後から自殺への気持ちの動きがすごくよくわかって
迫力に呑みこまれてしまうほどで、綜馬ジャベールに釘付けになりました(^〇^)


召される『バルジャンの告白』では・・・
初日とは違い、いつもと同じような透き通った高音でした♪
かなり感動の嵐です！！


〜祐一郎バルジャン＆綜馬ジャベール〜
二人とも大人だな〜という感じ。
もちろん、年齢という意味ではなく・・・＾＾；
祐一郎さんのバルジャンも深いし、綜馬ちゃんのジャベールも深くて、
本当に奥が深いな〜と改めて実感しました♪


〜ちょっと辛口〜

藤岡マリウス
プログラムを見てみるとミュージカル初挑戦だそうで、今回、初めて観ました。
観ていると、藤岡マリウスは歌っているだけという感じで、
役作りができていないのかな？という印象。
コゼットが好きだということもあまりわからないかな〜という感じ。

小鈴アンジョルラス
レミコンでは、アンジョルラスを演じていた小鈴さん。
私は、レミコンでは観たことがなかったので、初めてです。
声は太めでマイクに通るな〜という感じ。
私の印象では、ちょっと冷たいアンジョルラスだな〜という感じ。
マリウスをあまり特別扱いしても困るけれど、マリウスにかなり冷たいな〜と思いました。
そして、アンジョルラスの行動の大体が冷静な為、台詞（歌詞）と行動が合っていないような、ちぐはぐさを感じました。
リーダーという感じもしなかったので、寂しい感じ。

でも、これからみんなで作り上げていく作品だと思うので（他の作品ももちろん）
これからに期待したいな〜と思います♪




2005.03.24、25、31/04.10　vanilla