神様が眠っていた12ヶ月 2003.11.13(木) 紀伊國屋サザンシアター
〜Cast〜
脚本 杉浦久幸 演出 西川信廣(文学座)
宮之坂雪乃 |
長山藍子 |
桜井 忍(雪乃の妹) |
まきのかずこ |
桜井久作(忍の夫) |
向井 修 |
桜井陽一(忍の長男) |
相馬聡廣 |
桜井春香(忍の長女) |
小林美香 |
桜井宗助(忍の義父) |
石川恵彩 |
田坂幸三(久作の上司) |
松下 惇 |
木藤登志子(雪乃の友人) |
菅原チネ子 |
山根正一(雪乃の幼馴染) |
進藤 忠 他 |
〜感想〜
久し振りの劇団朋友です。
やっぱり、長山藍子はよかったです。
そして、おじいちゃん役の石川恵彩、息子役の相馬聡廣がなかなかよかった。
私としては、ストーリーはわかりやすかったと思いました。
そして、 言いたいことなどは伝わってきました。
それが、役者から伝わってくることもあり、セリフで伝わってくるものもありましたが・・・
内容はコミカル的な要素もあって、所々笑えるところがあって楽しかったです。
私にとって不思議に思うところは・・・ 最後のシーン。
時代が現代となり、家を解体することとなって引越しの準備がすすみ、
陽一の娘が荷物を運び出す時に家を振り返ると・・・
コスモス畑に雪乃さんがいる、というところ。
あのシーンはどういう意味なのかな・・・?
時期的には雪乃さんは亡くなっているはず・・・
そして、もし生きていたとしてももっと年をとっているはず・・・
しかし、現れた雪乃さんは昔のままの若い姿・・・
私が思うのは・・・
雪乃さんが家を離れた時から雪乃さんの思いはコスモス畑にある、ということなのかな?
一番最初のシーンに戻ったのかな?
という感じに思い、ちょっと考え込んでしまうシーンでした。
本当はどうなのかな〜?
やっぱり、長山藍子は安定していますね〜
雪乃さんは可愛らしく、その時々で女性であったり、少女であったり、
家族の一員だったりという役割が変わっているところがわかりました。
また、来年の公演が楽しみです♪