そして誰もいなくなった 2003.11.05(水) シアターアプル
〜cast〜
作:アガサ・クリスティー 訳:丹野郁弓 演出:小島 靖
フィリップ・ロンバート
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山口祐一郎 |
ヴェラ・エリザベス・クレイソーン
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匠 ひびき |
エミリー・キャロライン・ブレント
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沢田亜矢子 |
ローレンス・ジョン・ウォーグレイヴ
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天野俊明 |
アンソニー・ジェイムズ・マーストン
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今 拓哉 |
エドワード・ジョージ・アームストロング
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金田賢一 |
ジョン・ゴードン・マッケンジー
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長谷川哲夫 |
エセル・ロジャース
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中島ゆたか |
ウィリアム・ヘンリー・ブロア
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井上高志 |
フレッド・ナラコット
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野本 博 |
トーマス・ロジャース
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三上直也 |
〜感想〜
今回は、内容にも触れていこうと思うので、まだ観ていない人は読まない方がいいかもしれません^^;
やはり、いい感じなのは・・・
開演前のアナウンスでしょう!!
こういう劇場ならではのアナウンスで、それも祐一郎さんと匠さんの会話という設定♪
それも恋人同士という感じで、普通の女性のアナウンスだと聞き流してしまうところを
これは聞き流せない!!
うっかり、聞きほれてしまうという弱点はありますが(^〇^)
本当にいい感じです♪
そして登場シーンでは・・・
匠さんは細い!!いい感じです♪綺麗ですね〜
そして、祐一郎さんは格好いい!!またまたいい感じです♪
登場してすぐにピアノに向かうのでその後のピアノのシーンも違和感がなく自然な感じ。
『男は〜から』という台詞では・・・
初日では『男は46から』だったのが、今日は『男は47,8から』になっていました。
(今度は何歳になっているのかな〜♪)
そして、今さんの登場シーン。
やっぱり、ツボにはまってしまいます^^;
『ホ〜』が^^;でも、今日は『フォ〜』に近かったような・・・(^〇^)
夕食シーンでは・・・
沢田さんと匠さんの女の戦いが見物。
確かに年齢の違い、考え方の違いでこういう戦いになるよな〜という感じ。
(その後の沢田さんの独白?のシーンもいい感じ)
祐一郎さんの伴奏で匠さんが踊るシーンでは・・・
茶目っ気たっぷり♪
祐一郎さんが歌う「10人の兵隊さんの子守唄」は
もう、わざとらしい声を出し^^;あの声も楽しいです。
祐一郎さんがちょっと遊んだり、拗ねてみたり。
そして、今さんのちゃちゃが入り、今さんと匠さんのダンス♪
楽しいです(^〇^)
そこへ沢田さんが乱入!!という感じで、本当に楽しいシーンです。
楽しい時間も有罪を宣告する不気味な声で終わってしまいます。
皆が不安と緊張を抱えている時に・・・
今さんは一生懸命煙草を吸っています。
やっぱり、本当には吸っていないので頑張っているな〜という感じ^^;
そして『第一の殺人』・・・
今さんの死様は迫力があります。
本当に!! もう、目が釘付けです!!
死様を見せるのは今さんだけなので、本当に見せ場だな〜と。
そして、今さんが言う『かんぱ〜い』はちょっとアンジョルラスを思い出してしまいました^^;
まだまだ、私もレ・ミゼが抜けていないな〜^^;
やっぱり素晴らしいのは・・・
祐一郎さんの『レクイエム』でしょう。
本当に素晴らしいです!!
今回は初日よりももっと素晴らしく、本当に心に染み渡るという感じでした。
『レクイエム』を歌うのは全然不自然ではなく、自然なので違和感がなくいい感じです♪
私はやっぱり本当に弾いていると思います。
これは意見が分かれるところだと思うのですが・・・
あの肩の動き・あの目の動き・あの腕の動き・あの足の動きを
見ていると本当に弾いているのだな〜と思います。
それに歌い方も弾いている様な歌い方で息も合っているので。
もし、これが演技だとしたらそれはもう本当にすごいな〜!!
それはもう脱帽!!
最後のロンバートとヴェラが二人残ってしまい
お互いがお互いを疑うところも本当に迫力があります。
緊迫感が伝わってきて、本当にすごい!!
本当に最後はハッピーエンドでよかったです(^〇^)
最後でホッとできました。
一度観ているのであらすじを知っていても
またまたハラハラ・ドキドキの3時間弱でした。
そして、緊迫した中でも随所に笑いが含まれていて
祐一郎さんだけではなく他の人も笑いをとっていました。
その笑いでホッとできますね〜
今回は初日よりも慣れてきているのか
全体的にもっとよくなっていて、素晴らしかったです♪
振り返ってみると今回の舞台は本当に祐一郎さんらしく、祐一郎さんのカラーがでている舞台だと思います。
カーテンコールも3回あり、楽しかったです。
またまたぶつかってくれました!!
今回は貸切公演ということもあり、祐一郎さんからの挨拶がありました。
『ミュージカル、ではなく、お芝居のそして誰もいなくなったにご来場いただきありがとうございました』
という感じでした。
もう、話し方が面白く、共演者の皆様もずっと笑いっぱなしという感じで
キャストの皆様も楽しそうで、いい舞台だな〜と。
2003.11.06 vanilla
2003.11.11 追記