宝塚歌劇団「雪組」(ゆきぐみ)
宝塚歌劇団で3番目に出来た雪組をご紹介します。
雪組は、1924年に開場した宝塚大劇場で年12回の公演を行うため、
大劇場と同じ1924年に創設されました。
組名は花組・月組に続いて「雪月花」から名付けられ、
当時200名を超えていた各組の生徒のうち、
ベテランの影に隠れてしまっている若手を中心に作られたそうです。
組のイメージカラーは緑になります。
雪組の特徴として「日本物の雪組」と言われています。
上演した演目が他の組に比べて日本物が多く、
所作の美しさや日本舞踊に定評があった歴代トップスターが
多かったからかもしれません。
また歌唱力にも定評があり、
ウィーンミュージカル「エリザベート」を初演したのも雪組です。
主な歴代トップスターは・・・女優業を中心として活躍している
汀夏子・麻実れい・平みち・杜けあき・一路真輝、
現在、宝塚歌劇団の理事でもあり専科に在籍している轟悠など。
2007年末時点のトップスターは水夏希で、
2008年1月1日〜2月4日の間、宝塚大劇場にて
「君を愛してる−Je t'aime−」を上演する予定になっています。