「宝塚舞台」(たからづかぶたい)
宝塚舞台とは、宝塚歌劇団の衣装・小道具・大道具・舞台進行・劇場運営などを
一手に引き受けている「株式会社宝塚舞台」のことです。
多くの劇団で、劇団内ですませたり外注に出したりする業務を
専門別会社で対応するのは、大規模な宝塚歌劇団ならではという感じですね。
「宝塚舞台」の前身は、1924年に阪急電鉄株式会社
(当時の阪神急行電鉄株式会社)の宝塚経営部に設置された劇場課。
その劇場課が1998年に独立し、阪急電鉄の子会社として発足しました。
発足当初は、宝塚大劇場のみだった事業所も、
TAKARAZUKA1000days劇場開場と共に東京にも事業所が設けられ、
2001年の新東京宝塚劇場開場に伴い、事業所も移転されています。
また、現在は宝塚の劇場だけにとどまらず、
梅田芸術劇場の運営管理も任されているそうです。
そんな「宝塚舞台」も2008年で創立10周年。
宝塚歌劇の華やかな衣装や道具などを作る、
こうした企業も陰ながら宝塚歌劇の舞台を支えているのですね。