照明をお客様に向けることで、強い光線を一瞬感じてもらい、
その瞬間の舞台での出来事をお客様に解らせない・・・
そんな目的の照明を「目つぶし」と言います。
目つぶしは、けっこう頻繁に用いられる演出方法です。
「眩しすぎて・・・」など不快な印象を受ける方や、
身体的に危険を伴う恐れのある方は、予め問い合わせるなど
事前に十分ご注意くださいね。
強烈な目つぶしを使用する場合は、開演前に告知されることも多いので
劇場での告知やアナウンスなどにも注意するといいかもしれません。
また、舞台のある部分にお客様の視線を集め、
その間に見えていない場所で場面や衣装の転換を行う・・・
そんな目的の演出を「目眩まし」と言います。
目くらましは、例えば上手に視線を集め、下手で気づかれないように、
という手法が多く用いられますが、
派手な芝居などでお客様の目を眩ます、心理的な目くらましもあります。
どちらもお客様の視線(視界)をコントロールして、
演劇をより楽しんでいただこうという演出方法ですが、
舞台を注意深く隅々まで見ていれば、演出の意図しない部分も見られます。
これも舞台ならではの醍醐味ですよね。(^O^)}
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