「カラオケ」(空オケ)
カラオケボックスなどの普及で
すっかりお馴染みになった「カラオケ」ですが、
「カラオケ」とは「空のオーケストラ」という言葉を略して「空オケ」となり、
それがカタカナとなった音楽用語です。
ライブやミュージカルなどで、本番は生演奏が行われますが、
稽古のために録音したテープを「空オケ」と呼ぶようになり、
やがて、伴奏だけを録音したレコードやテープを現す言葉として一般的になりました。
また生演奏でも、歌詞のない音楽を同じように呼ぶようになり、
伴奏者のいるスナックなどが「カラオケスナック」と謳って営業し、
現在のカラオケ業界は発展してきました。
ほんの10数年前はカセットやCDだったカラオケが
レーザーディスクを経て、今や通信が主流に。
時代の移り変わりの早さを痛感してしまいますね。
ちなみに、カラオケは日本で生まれ、そのまま海外に広がったため、
英語でもそのまま「karaoke」と表記します。
発音としては「キャラオキ」という感じでしょうか。