「G千」
(ゲーセン/ゲー千)
ゲーセンと言っても、ゲームセンターのことではなく、お金の5千円を指す「ゲー千」です。
5万円の場合は「ゲー万」と言いますね。
この、芸能界の業界用語として非常に有名なお金の数え方は、音楽の業界から生まれました。
音階を表す「ドレミファソラシド」。
日本語では「はにほへといろは」、英語では「CDEFGABC」と表記します。
この「CDEFGAB」をドイツ語で、
C(ツェー)・D(デー)・E(イー)・F(エフ)・G(ゲー)・A(アー)・H(ハー)と読むことから、
1をC(ツェー)、2をD(デー)と言うようになり、
1万円をツェー万、というように使われるようになりました。
Gは「ソ」に当たりますから、5番目。
ゲーセンは5千円、ゲーマンは5万円、というわけですね。
ちなみに8は、1オクターブ上のCに戻るので「オクターブ」
9は、そのまま9と言うか、テンションノートである「ナインス」と言われています。