「忘年会」という言葉は、
鎌倉時代に、和歌を複数の人間で詠み合う「連歌」(れんが)を
「年忘れ」という行事で行ったのが起源と言われています。
上流階級が厳かに行うこの行事でのみ使われる言葉でしたが、
江戸時代になり庶民に伝わり、
「一年の嫌なことなどを忘れて騒げる宴」と解釈され、
現在のような「忘年会」という風習が出来たようです。
「過去を忘れて来年に繋げる」
今宵のみとの思いこそあれ、
こういう意味の言葉が江戸時代から続いているというのは、
何か日本人の気質を現しているのでしょうか?
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