既存の演劇、映画でえられないテイスト、オリジナリティを基本に未来を創造すべく、22世紀プロジェクトを始動します。脚本20作品の3作目。
松永弾正久秀は、斎藤道三、北条早雲とならぶ戦国前期の武将です。半生は歴史資料が少なく、謎が多い人物です。信長以前に天下をとり、京都近畿全域を20 年治めた名宰相でした。信長に2度反抗して許された武将は松永のみ。本作品は史実をもとに、松永弾正を魅力的に再現した時代劇です。限られた舞台空間で、合戦などのスケールを実現するものです。天下を登りつめまでの悲劇と栄光、西洋キリスト武力との舌戦、天下人織田信長との反発と共鳴、戦国もののふの姿を描くヒューマンドラマです
著者名 | 神尾直人 | |
所属 | 22世紀プロジェクト | |
初演 | – | |
上演時間 | 2時間 | |
スタイル | ストレート | |
ジャンル | 歴史/時代劇/人間 | |
登場人物 | 18人 松永弾正2役30代、50代、三好長慶2役20代、40代、三好元長40代、柳生宗厳30代、本田正信30代、津田宗及、今井宗久 千利休40代、三好義継10代、松永 慶2役20代、50代、松永久通30代 松永 吟20代、細川晴元40代、三好長逸・三好政康・岩成友通30代、織田信長30代、濃姫30代 |
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読書方法 | 電子書籍で個別販売 著作物保護のため作品の一部を掲載しています。 (isbn取得、アマゾンなどで電子書籍として販売いたします。販売重視ではなく、認知度(上演回数)重視をしておりますので、是非とも上演をご検討くださいませ。) |
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時代 | 日本の戦国前期、古語調部分があります。 | |
上演方法 | ・ポスターなどの広告物に作者名を掲載してください。 ・上演の際は、ご連絡ください。上演費用は形式上いただくと思います。 ・ご要望があれば演出、監修を担当させていただきますので、お気軽にお声がけください。 |
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構成 | OP 信貴山城 包囲 第1章 放浪から、仕官へ 元長暗殺と長慶との出会い 「我生涯の友と会う」 第2章 仇敵との戦い 京都制覇、頂点への軌跡 「我天上人となり」 第3章 悪逆非道の汚名 将軍暗殺 「我、去れば 平穏か、悪党となれり」 第4章 血塗られた一族 東大寺焼失、友の死「我悪となる」 第5章 異端児と反逆児 信長上洛 キリシタン問答 「我鬼となれり」 第6章 最初の反攻 信長包囲網 「我こそは、松永弾正、ここに反逆す」 第7章 最後の反逆 平蜘蛛とともに 3殺の密書 「我死して、なお謀略す」 |
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あらすじ | 戦国乱世の下克上を体現した戦国武将と呼ばれ候。主君三好家の乗っ取り、第13代将軍・足利義輝暗殺、東大寺大仏殿焼失の首謀者 久秀の3大悪として通説あり。陣中にあっても女色にふけり、狡猾で傲慢不遜の「乱世の梟雄」として、北条早雲・斎藤道三と並んで日本三大梟雄とされる。ただし、戦国男の生き様、これ何ゆえか惹かれるところあり。同じく戦国の異端児“織田信長”に2度抗った男これほかになし、67歳の最後を花道を飾る伝説の「平蜘蛛爆死」も、歴史に例これ他になし。勝てば官軍、負ければ賊軍。天下の風説は片目の忍びがごとし、盛者必衰は世のことわりなり。それ、かの人柄、立い振る舞い優雅にして容姿優端麗。刀をとれば新陰流柳生宗厳、傍に伊賀の忍の影常にあり、連歌、茶道のともは、境 会合集 津田宗及、今井宗及、のちに天下を動かす茶人千利休などあり、筆をとれば、西国8カ国の治世をしいたものとて、特に京都の民人の評判すこぶるよし。 戦国史上最も、悪名をとどろかせ、知略戦略に通じ、流麗にして気骨の男、松永弾正久秀の物語。 |
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