本作は、ルネサンス期を代表する彫刻「ダビデ像」のモデルとなっている英雄ダビデが縦横無尽に活躍するストーリーで、戦闘シーンやラブシーンが多く、ビジュアル的な要素が大変色濃い、演劇に最適な作品です。
著者名 | 中野太郎 | |
所属 | – | |
初演 | – | |
上演時間 | – | |
スタイル | ストレート | |
ジャンル | 時代劇/人間ドラマ/恋愛/アクション/ファンタジー/歴史/戦争/悲劇 | |
登場人物 | ダビデ王、家臣、諸外国の王、ダビデの妻たち (人数:38人、性別:男・女、10代後半~30代) |
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読書方法 | 販売しています 出版元:幻冬舎ルネッサンス 価格:1,980円(税込) ・Amazon |
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上演方法 | お問い合わせください | |
作品説明 | この作品は、旧約聖書に登場するダビデ王の半生を小説にしたものです。 ダビデ王は今から3千年前の古代イスラエル王国の王で、その子ソロモンと共にイスラエル史上空前の王国を築きました。 古代イスラエル王国は、現在のイスラエル及びレバノン一帯で、ダビデが遷都した王都「エルサレム」は、古代イスラエル王国のヘブライ語で「平和への道」を意味しており、現在、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地となっています。 また、ルネサンス期を代表する彫刻「ダビデ像」のモデルとなっているほか、現在のイスラエル国旗の中心には、古代ヘブライ語で「ダビデ」を意味する六芒星「ダビデの星()」が掲げられています。 本作は、このように史上稀なる大英雄であるダビデが縦横無尽に活躍するストーリーで、登場人物の容貌や台詞、情景で構成し、戦闘シーンやラブシーンの多いエンターテインメントですので、世界史に触れたい歴史ファンのみならず、英雄物やアクションを好まれる読者もターゲットとしております。 |
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あらすじ | イスラエル王国の町ベツレヘムで羊を放牧しながら竪琴を弾いていた美しい少年ダビデは、王子ヨナタンに竪琴の腕を見込まれ、宮廷音楽家となり王宮に入る。 ある日、西方のペリシテ王国軍が王宮近くまで攻め入り、ペリシテ軍の巨人ゴリアテが王国に降伏を迫る。ただし、一騎打ちで自分に勝利すればこの場は退却すると申し出る。出陣したイスラエル王サウルは娘との結婚と免税を条件に兵を募るも、一人の兵も名乗り出ない中、少年ダビデがゴリアテとの一騎討ちを申し出る。サウルは一騎打ちの間にペリシテ軍の隙を狙おうと画策しダビデの申し出を受けると、ダビデは一瞬の内にゴリアテの首を刎ねる。戦慄したペリシテ軍は退却し、イスラエル軍は歓喜し、ダビデの活躍を見ていたヨナタンはダビデと心を通わすようになり、サウルはダビデを娘ミカルの夫にすると宣言する。 しかし、ダビデがミカルと結婚して王子になれば、将来王の立場を脅かしかねないと懸念し始めたサウルは、ミカルと結婚する前にダビデの暗殺を謀るが、ミカルと恋仲になっていたダビデはミカルの手引きで王宮から逃走する。サウルがダビデの討伐を軍に命じると、ダビデに心酔していた多くの兵たちは、逃走したダビデを追ってダビデに従軍する。 一方、ペリシテ軍はイスラエル軍の3倍にも及ぶ全軍を率いてイスラエル王宮に攻め込む。分裂したイスラエル軍は奮戦するも全く歯が立たず、戦闘中に逃走したサウルはペリシテ軍に追われ戦死する。その戦争の話を伝え聞いたダビデは親友ヨナタンの身を案じて戦場に駆けつけると、瀕死のヨナタンに会う。ヨナタンはサウル亡き今、王になって王国を守ってほしいとダビデに願い息を引き取る。 王になることを誓ったダビデは、従軍したイスラエル軍を率いて兵力が10倍にも及ぶペリシテ軍を破りイスラエル王国最大の都市ヘブロンに凱旋すると、人々にメシア(救世主)と崇められ、イスラエル王国第2代の王に就任する。 ダビデは周辺諸王国から王国を守るため、要害の地シオンの丘をエルサレム―平和への道―と名づけて王都に遷都する。そして、周辺諸王国が互いに略奪し合うカナン地方に戦争のない平和な世を作ることを目指す。周辺諸王国との戦いの末、ダビデはカナン全土を平定しカナンの地にイスラエル史上空前の王国を築く。 |
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