管理人の雑文

このリマスター発売企画は、2011年9月、11月、そして2012年2月の3回に分けて登場するというもの。
その第一弾として9月28日にリリースされたのが、オリジナル・スタジオ・アルバム全14タイトルの最新リマスターシリーズ。
2000年代に入ってからリマスターされた「夜明けの口笛吹き」「狂気」以外は十数年ぶりとなるリマスター。
リマスタリングを行ったのはピンク・フロイドではお馴染みのエンジニア、ジェイムス・ガスリー。
CDのブックレットなども、長年ピンク・フロイドのアート・ディレクターを務めているストーム・トーガソンが監修。
これらオリジナル・スタジオ・アルバム全14タイトル以外に、
「狂気」「炎〜あなたがここにいてほしい」「ザ・ウォール」はデラックス・エディションなども発売。

ピンク・フロイドは、イギリス出身のシド・バレット、ロジャー・ウォーターズ、ニック・メイスン、リチャード・ライトの4人により
1967年に最初のアルバム「夜明けの口笛吹き」をリリース。
翌68年にはシド・ヴァレットが抜けデヴィッド・ギルモアが加入。
2006年にシド・バレット、2008年にはリチャード・ライトが他界するも、
彼らの音楽はいまだ聴き継がれ、アルバム・トータルセールスは世界で2億枚を超えています。

そして9月28日に発売された「狂気」が、9月27日付オリコンCDアルバムデイリーランキングで9位になりました。
「狂気」は1973年に発売、1988年までの741週連続で米ビルボード誌のアルバム・チャートに入り続けた記録を持つアルバム。
なお、現在ピンク・フロイド日本公式サイトでは、オリジナル・アルバム14タイトルの人気投票を実施中。
応募締切は2012年2月末。
またロンドンでは、9月26日にアルバム「アニマルズ」のジャケット写真に登場した豚のバルーンを、
同じロケーションである「バータシー発電所」上空に飛ばすという演出がなされ、注目を集めました。

(c) EMI Group Ltd 2011 Photographer:Anna Weber

▼【ピンク・フロイド　最新リマスタリング・シリーズ】オリジナル・スタジオ・アルバム
第一弾　2011年9月28日(水)リリース
1CD:2,600円(税込)　2CD：3,700円(税込)
ジェームズ・ガスリーによる最新リマスタリング/紙(デジ)スリーヴ/ニュー・アートワーク

01.1967.「夜明けの口笛吹き」The Piper At The Gates Of Dawn

02.1968.「神秘」A Saucerful Of Secrets

03.1969.「モア」More

04.1969.「ウマグマ」Ummagumma

05.1970.「原子心母」Atom Heart Mother

06.1971.「おせっかい」Meddle

07.1972.「雲の影」Obscured By Clouds

08.1973.「狂気」The Dark Side Of The Moon

09.1975.「炎〜あなたがここにいてほしい」Wish You Were Here

10.1977.「アニマルズ」Animals

11.1979.「ザ・ウォール」The Wall

12.1983.「ファイナル・カット」The Final Cut

13.1987.「鬱」(モメンタリー・ラプス・オブ・リーズン)A Momentary Lapse Of Reason

14.1994.「対」The Division Bell

●14アルバム・ボックス

価格：35,800円(税込)　
CD：16枚組/14タイトル
限定盤/豪華BOX仕様/豪華アートブック付
・アルバム・ジャケットをデザインしたストーム・トーガソンによる
ピンク・フロイド・アートワークについてのコメント入り豪華カラー・アートワーク・ブック付(日本盤のみコメント翻訳付)

●「狂気」デラックス・エディション

[未発表音源を収録したDISCを追加したデラックス・エディション]
価格：3,700円(税込)
Disc1：リマスターCD　(2011年最新リマスタリング)
Disc2：狂気の未発表ライヴ(1974年ウェンブリー)音源　

●「狂気」コレクターズ・ボックス　(完全初回生産限定)

CD3枚組/DVD2枚組/BLURAY1枚/豪華特典付BOX SET(輸入国内仕様)
未発表音源、未発表ライヴ音源、未発表映像、など収録！
２９センチ四方のボックスには、リマスタリング音源や未発表音源および映像に加え、
複製コンサート・チケット、新作アート・グラフィック、アート・プリント、特製マフラー、特製ビー玉、豪華ブックレットなど