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2005年4月 5日
2004年度視聴率はフジテレビが三冠王
2004年度のテレビ視聴率(関東地区・ビデオリサーチ)で
フジテレビが全日、ゴールデン、プライムのすべてでトップになり
12年ぶりに三冠王となりました。
新年に発表された2004年年間視聴率でも11年ぶりの三冠王を達成していたフジテレビ。
一時期、日本テレビに逆転されていた時期もありましたが、
最近は再びフジテレビが首位をキープしていますね。
しかし、ネットレイティングによる、2月度ウェブサイト視聴率では
「ごくせん」効果もあって日テレが首位を獲得。
逆にフジテレビはNHK、TBSに次ぐ4位に留まっています。
テレビとネットのシナジー効果云々と、ホリエモンに言われてしまうのも
この数字ではやむを得ないかもしれませんね。
視聴率の三冠とは、
全日(6:00〜24:00)
ゴールデン(19:00〜22:00)
プライム(19:00〜23:00)
の3区分。
今回の調査でフジテレビは、
全日9.3%、ゴールデン13.7%、プライム14.0%を獲得し、全ての時間帯で1位となりました。
また、テレビ朝日が全日7.8%の視聴率を獲得。
NHKを抜き、フジテレビと日本テレビに次ぐ3位に浮上しました。
これは開局以来初の快挙で、ベスト3に入るのは34年ぶり。
テレビ朝日は、サッカーW杯最終予選の中継を独占していますから、
その辺りの貢献が大きかったのでしょうか。
一方、先日開幕したプロ野球は
巨人vs広島の開幕戦視聴率が過去最低の13.5%。
同時間帯のTBS「ハプニング大賞」14.5%や、フジ「江原啓之スペシャル」13.9%を下回りました。
プロ野球(巨人戦)は、昨年の年間平均でも12.2%と過去最低を記録しましたが
どうやら人気回復の兆しはなさそうですね。
試合自体も、巨人が負けたとは言え終盤まで競った好ゲームだっただけに
ちょっと厳しい結果のような気がします。
しかし一方で、東北放送が同日放送した楽天vs西武の楽天本拠地開幕戦は
24.2%の視聴率を獲得。
同時間帯に放送されていたミヤギテレビの巨人開幕戦は5.5%だったそうです。
こうして見ると、プロ野球の人気低迷というより
巨人の人気低迷と考えた方が良さそうですよね。
北海道では日本ハム、北九州ではホークスが人気を得ていますし
優勝争いから脱落していようがどうであろうが、
とにかく巨人戦を放送する、という状況も変わってくるといいのですが。
「2004年度視聴率はフジテレビが三冠王」奥付
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