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2003年11月 3日
選挙カー
さて、選挙である。
あたしは今回、どこに、誰に投票しようか悩んでいる。
相変わらず、各党共に選挙前の茶番が繰り広げられた感が強く
どこに入れることにしても
積極的投票と言うより、消去法的に選ぶことになりそうなのだが
皆さんはいかがでしょうか。
選挙前のこの時期、毎回腹が立つのが選挙カー。
とにかくうるさい。
公職選挙法に拠ると
基本的に連呼行為をしてはならないのだが、
驚くことに、選挙カー(又は船舶)においては例外なのだ。
なぜ喧噪な繁華街での連呼は禁止で、
住宅街の静寂を掻き乱す行為は許されるのだろう?
むしろ逆の方が、まだ理解できるだが。
しかも、連呼が許されているばかりか
移動中の車においては、政策演説は許されていない。
政策を訴えたければ、車を止めて行わなければならないのだそうだ。
そしてさらに驚くことに、選挙カーは、なんと無料で使用できる。
車のレンタル代、運転手報酬、燃料代など、
1日当たり3万円程度、選挙運動の期間中支給されるそうだ。
騒音と排気ガスを撒き散らし、道路渋滞を招くこの選挙活動。
候補者以外に誰か有用性を感じている人はいるだろうか?
あたしは、他のどんなことよりも
選挙カーこそ、一番の税金の無駄遣いだと思う。
あたしは、環境問題、道路問題、税金用途の問題などを
政策として訴えている候補者を選挙カー運動を見かけたら
まず、口先だけの公約と認識することにしている。
口では大阪の城も建つのだから。
シアターレビューvol.9より
「選挙カー」奥付
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