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2003年10月17日
2003年日本シリーズ
いよいよプロ野球日本シリーズが始まる。
今年はセパ共に、正に強いチームが優勝した感があり
純粋に野球を楽しめそうな気がする。
それに引き換えあたしの応援するカープは
来年以降も数年山本浩二監督らしい。
今年は阪神のマジック対象になったりしていたけど
来年は横浜との争いかな・・・
ところで、シーズン終了間際にもっとも話題となった
巨人・原監督の突然の退任。
選手にも慕われていたようだし、
ファンの間でも、これだけ愛されていた監督というのも珍しいのに・・・
チームの成績が悪い場合、
あたしが山本浩二を非難するように、大概監督が悪者になるのだけれど
今年はファンやマスコミも、選手に原因を求めていたくらいだし。
だいたい、野球界全体の人気低迷が叫ばれているのに、
なぜこれだけ支持を集めていた監督が辞めなければならないのだろう?
そして後任が堀内では、余程おもしろい野球をしてくれなければ
人気の面では更に拙いことになるような気がするのだが・・・
なぜ読売はこんなことを?
あっ、原監督は自ら退任したんだったっけ。
巨人の今シーズン最終戦。
適地での阪神戦だというのに、試合終了後セレモニーが用意され
星野監督から労いの言葉をかけてもらう原監督の目からは涙が・・・
巨人ファンなくとも、感動的なシーンだった。
マスコミも挙ってこれを報道、ニュースの映像もこのシーンで溢れていたし、
翌日の朝刊も、朝日でさえトップで報道。
それなのに読売は
「笑顔で順々に選手と握手する原監督」の大々的な写真。
なるほど、原監督は自ら退任したんですもんね。
敵将に労われ、涙を流すわけないんですよね。
・・・
先日、次期選挙の支持政党を尋ねる共同通信とYahooの投票でも
不正な情報操作があったらしいことが話題になっていたが
それらのことも、ほんの一端に過ぎず
あたしも気づかずに情報操作されていることなど、たくさんあるのだろう。
多くのマスコミ各社は、他社の不祥事は大々的に報道するが
自社のそれについては、できる限り触れずにおくというのも常識だし、
結局マスコミも自社利益を最優先しているわけで
政治家に、アカウンタビリティを果たしていない、
などと責め立てる権利などあるわけがない。
しかしそれは、特に日本人全体の性質なのかもしれず、
そう考えてしまうと少し寂しい。
しかし、ちょっと考えてみると
あたしもこうしてメルマガを発行しているのだから
情報を発信する立場の端くれにはいるわけで
しかも日本人なわけで・・・
もし、あたしが「朝日万歳!」などと言いだしたら
あぁ、大きなお饅頭が届いたんだなぁと推測してください。
( ̄+ー ̄)ニヤリ
シアターレビューvol.4より
「2003年日本シリーズ」奥付
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