管理人の雑文

現体制になってからの日本代表のサッカーは、美しくないと思う。
そして、何がしたいのか見ている方にまったく伝わってこない。
やっている本人達がわかっているのかさえ、不安になってくる。
だいたい、なぜ今になって秋田、奈良橋、中山が選出されるのだろう？
現時点のベストメンバーだと思って選出しているようだが
これが何かの大会で、結果を求めるためにというのなら、まだ理解もできるけれど・・・
それでなくても現21才以下には有望な選手がいないと言われているのに
2006年も秋田や奈良橋を使うつもりでいるのだろうか？

そしてあたしが最も言いたいのは
日本人に、攻撃は自由にやれと言っても
それでは世界に通用するレベルの攻撃は、現時点では絶対にできない、ということだ。
日本は、サッカーに対するモチベーションが他国に比べて見えづらいし、
創造性に欠ける国民性なのは明白だし、
放っておいてはリスクを背負うことができない。
それが、W杯の韓国との結果としての差であり、
また見ているあたし達に与える感動の差にもつながっていると思う。

日本代表監督は選手に対し
「この試合はこういう意味あいのテストを行う」
「したがってこの選手を起用する」
「こういうフォーメーション、攻撃のテストを行う」
と言うように、試合ごとのモチベーションを与えてやらなければならないのではないか。
トルシエの時代が懐かしい。

次回ドイツ大会で、日本はベスト8を望んでいるようだが
はっきり言って、日本は世界の中でそんなレベルに達していない。
今のジーコのやり方では、
仮にアジア予選は突破できたとしても、本戦では一勝もできないで終わる
と、あたしは思っている。