PR

2003年6月28日

MSNBot

AppleがG5を発表、
「Macは遅い」というMacユーザー近年の悲しみから解放すべく、最速スピード2GHz。

あたしは普段MacG4 500Mの環境なので
最近普及している多くのWindows、1.1Gを体感し、その早さに感動していたくらいで、2Gとはどんなスピードか・・・?
すでに、APOLLOが月に行ったときのNASAにあったすべてのコンピューターより、
今あたし達が使っている1台のパソコンの方が高性能だって言うくらいだし、
まさに進化が日進月歩の世界だ。

ところで、Microsoftが今度は検索界に殴り込みをかける。
Microsoftは今月、Webを巡回してHTMLリンクと文書のインデックスを作成する新しい検索プログラム「MSNBot」を立ち上げた。
時期WindowsでMSNBotをExplorerに組み込み、
MSNサイトと連携させるのでは、という予測は安易に成り立つ。
googleも、MacやNetscape同様、消えゆく運命か・・・

と言っても、今これだけ圧倒的なシェアを獲得し、且つ最高の検索機能を持つgoogleが負けるとは考えにくいものがある。
けれど、ほんの数年前には家庭用パソコンはMacが主流だったし
ブラウザだってNetscapeがほとんどで、機能的にも圧倒的に優れていた。
こう言っても、最近パソコンを始めた方は信じられないだろうか?
実例を挙げれば、1995年にCSJが行った調査ではこのようになっている。
使用PC 1.Mac39% 2.DosV26% 3.UNIX24%
ブラウザ 1.Netscape66% 2.Mosaic31%

なんだか何十年も前の調査結果のようだが、たった8年前のものに過ぎない。
そもそもgoogleが市民権を得たのもここ2、3年の事で
以前Yahoo!はgooのページ検索を利用していたし、
機能はともかく、infoseekもページ検索に重宝されていたのを思い出す。

こう考えていくと
OS、ブラウザ共にその販売戦略のうまさだけで9割近いシェアを勝ち得たMicrosoftが
検索の世界でもTopを獲得するのは目に見えているような気がしてくる。
けれど、OSでもブラウザでも言われているが
はっきり言って機能的に劣るMicrosoft製品がシェアを独占して、
業界全体の発展速度が衰えているのも、ユーザーの利便性が失われているのも確実だ。
せめて検索界においては、google(or他社)の健闘を期待してならない。
それには、Microsoft唯一の抵抗勢力になりそうなYahoo!の動向が鍵を握りそうだが
しかし、最近のYahoo!のやり口はMicrosoft以上にえげつなくなってきているのが気になるところだが・・・

「MSNBot」奥付

  • Posted : 2003年6月28日 19:59
  • Prev : « GAKU-MC
  • Next : 若井敦子 その2 »
  • Category : ネットとパソコン | 管理人の雑文 | シアターリーグ
  • トラックバックURL

    このエントリーのトラックバックURL:
    http://www.moon-light.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/112

    コメントする