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2003年5月 4日
プロ野球の審判
5/3の巨人vs広島をテレビで見ました。
試合自体、見ている分にはおもしろいゲームでしたが、
佐々木主審の判定、ひどい偏り方でした。
ストライク・ボールの判定にも、バラツキがあって変に思いましたが
まぁそれは巨人側から言わせても、同様のことを言うかもしれませんので置いておきます。
6回裏、巨人の攻撃。
ランナー斉藤、ホームでのクロスプレーがセーフで巨人に得点。
キャッチャーの西山は、ブロックせずに追いタッチと
タイミングは完全アウトなのに、ひどい守備を見せたのも事実ですが
完全にセーフとは言えない、微妙な感じでした。
山本監督も少々抗議をしていましたが、覆るはずがありません。
逆に8回表、広島の攻撃。
満塁で木村拓也がセカンドゴロ。
仁志が上手く取ってバックホームするも、3塁ランナー岡上が滑り込んで・・・
アウトの判定。
しかしこれは、スロー再生を見る間でもなく、どこからどう見たってセーフでした。
当然、ベンチから山本監督飛び出してくるだろうと思いきや・・・
こんどはまったく抗議もしませんでした。
それまでの歪な判定に呆れて、抗議をする気もなくなったのか知りませんが
形だけでもアピールすることが、意気高揚につながるんじゃないでしょうか?
まして、明らかな誤審だったのですから・・・
と、つい山本浩二の愚痴になってしまいましたが
この審判問題はなんとかならないでしょうか?
何かの球技のように、際どい時、曖昧な時には、ホームチームに有利な判定をする
って言うのなら納得もいきますが
こう巨人贔屓ばかりされてしまうと・・・
よく、大リーグを引き合いにして
日本は審判への敬意が足りないということが言われますが
大リーグでは、審判も大リーガーです。
専門の学校で学び、成績優秀者が適正審査を受け、合格者が1A2A3Aと
選手同様階段を昇っていきます。
専門の学校もなく、人数枠を設けて保護し、下部組織も2軍しかない日本とは
そもそも審判自体のレベルも権威も、違って当たり前ではないでしょうか。
判定に偏りがある、なんてことは論外ですが
今年も、開幕から誤審問題が多発しています。
開幕前には、審判団が就業環境の改善を訴えてストも辞さない構えでしたが
その前に、いい加減終身雇用的に職業としての審判を守ることを止め
審判を審査するシステムも、作らないといけないのではないでしょうか。
「プロ野球の審判」奥付
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