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2003年2月27日
コピー
どんどん安くなるパソコンのハードやメモリーなどに比べても、
ソフトはどうも値段が高い気がします。
万単位は当たり前で、専門系のソフトでは、ハードより高価な物も少なくありません。
そんな多くの声に応えてか、
ソースネクストが主力製品を1980円で販売するそうです。
これまで7000円程度で販売していたものがこの価格ですから、かなり思い切った販売戦略です。
まず値下げされるソフトは、タイピングの「特打シリーズ」、ユーティリティー「驚速シリーズ」など。
どれも人気のジャンルですから、他社の動向も気になります。
マクドナルドが火を点けたファーストフード業界のように、ここにも価格破壊の波が押し寄せるでしょうか?
思うのですが、CDの不法コピーが話題になっていますが
不法コピーで言うなら、パソコンソフトの方がたくさん行われているような気がします。
そしてその理由としては、やっぱり「販売価格が高い」ということが大きいのではないでしょうか。
音楽CDでは、最近コピーガードされているものが出始めましたが
ハイホー・マーケティングサービスの調査では、
コピーガードすると余計にCDが売れなくなると思う、
という意見が、売れるようになると思うという意見を上回っています。
あたし自身も、お気に入りCDが作れない、データとして持ち歩けない
というのは購入の大きな阻害要因になりますし、
ipodに代表されるように、音楽もデータとして携帯ステレオ代わりに持ち歩くことが普及すればするほど、
コピーガードCDが売れなくなると思うのですが。
音楽CDが売れない要因を、業界はコピーに押しつけていますが
実際は、魅力的なソフトがないことと
パソコンソフト同様、販売価格の高さではないかと思います。
特にシングルが1000円で定着しつつあるのには納得いかない気がします。
アルバムは、レコード時代から3000円程度で変わっていませんが
なぜシングルは700円だったものがこんなに値上げされてしまったのでしょう?
レコードとCDを同時発売していた頃は、ほぼ同価格で販売していた気がするのですが・・・
シングルCDが2曲入りで1000は高いと思いますし
パソコンソフトの現状価格も高い気がします。
パソコンソフト業界には、今回ソースネクストが一石を投じたことですし
次はCD業界でも、誰か少し考えてみてはもらえないでしょうか・・・
「コピー」奥付
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