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2002年11月20日

ドラフト会議

読売・なべつねの趣向によるドラフト会議も今年で2回目を迎えました。

みなさん、ファンのチームの成果はいかがだったでしょうか?
我がカープは、どこからどうみても
何を考えて指名したんだか理解できない、大失敗のドラフトでした。
・・・カープのことはいつも書いているので、今日は巷で話題の戦力偏向について書いてみようと思います。
先日、ペタジーニも巨人入りが決まりました。
阪神、横浜、中日との争奪戦(要は、カープ以外セの全球団)でしたが
結局巨人。
しかし、単に他球団を辞めた外国人との契約ですから、このこと自体はマネーゲームで仕方がないのかもしれません。
しかし日本人選手も、今はFA資格により
同じような権利を取得することができるようになりました。
これは、選手の権利を考えると、有益なシステムかもしれません。
けれどもこのシステムは、入団時に球団を選ぶ権利がないのだから、
何年かプロで活躍した選手には、自分で球団を選べる権利を与えましょう、
というものではなかったでしょうか。
ところが同じ時期に、大学・社会人には逆指名制度ができました。
共に1993年のことです。
こうして、新人も実績ある選手も、巨人に集まるシステムが構築されました。
そしてついに昨年からは、ドラフト前に選手を獲得できる
自由獲得枠の設立に成功、
裏金を使う等の陰口を叩かれることなく、良い選手を巨人が取り漏らすことのないシステムが完成しました。
このままのシステムですと
巨人がV9を超えるのは、夢でも何でもないと思います。
原という名監督も得たことですし。
茶化して書きましたが
あたしとしては、ドラフトを完全ウェーバー制に戻すべきだと思います。
入団時に球団を選択できるのならばFAは必要ないと思うし
選手にどの時点で球団を選ぶ権利を与えるか、
球団から見ても、どの時点で高額の金を選手に支払うか
という観点から考えると、FAという制度自体は意義があると思うからです。
ということで、ドラフトを昔の形式に戻し、
もし、なべつねが新リーグだ、なんだと言うのなら
残りの11球団が、じゃあ勝手にやりなさい、私たちで11球団のリーグを作ります、というくらいの覚悟を持って
今後の制度作りに励んでほしいものです。

「ドラフト会議」奥付

  • Posted : 2002年11月20日 02:07
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