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2002年10月12日
若井敦子
アジア大会もなかなかの盛り上がりを見せていますが
空手・形では男女共に金メダルを獲得。
特に若井敦子は、1997年の世界女子選手権以来無敗という強さです。
空手の形、と言っても
なんだそれは?という感じで、
たいして見る気もしない、というのが多くの人の反応だと思います。
空手の試合ならまだしも、形をみてもね〜と。
あたしも、以前はそんな感じで思っていたのですが
あたしの友人に若井選手の友人がいて
連れられて、何度か現地で試合を観戦したことがあるのですが
なかなか素晴らしいものですよ!
なにが素晴らしいかって
様式美と言いますか、その立ち振る舞いすべてが美しいのです。
今日の読売新聞では若井選手のことを
「演武前にお辞儀をしただけで、「勝負あり」に見えた」
と書いていましたが、あたしもまったく同感で
若井選手は容姿も美しいのですが、立ち姿、歩く姿勢、要は一挙一動に凛とした美しさがあり、
それが形を始めてしまったら、それはもう大変です。
世界選手権レベルでも、他の選手との差は歴然で
大会が、空手の形というものが、若井選手のためのものになってしまっていると言っても過言でない感じなのです。
スポーツ競技で女子の部というと、どうしても男子のスケールダウンという感は否めないのですが
この空手・形に限っては、あたしが見る限り女子に軍配があがるような気がします。
いくら男性が立派な形を披露しても、
若井選手を見ていると、美しさ、可憐さの奥にある毅然とした強さのようなものを感じ、軍配があがるような気がします。
ちょっと褒めすぎですか?
でも、立ち振る舞いの美しい俳優さんなどもいますけれど
あたしの中では、若井敦子が世界一なのです。
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