PR

2002年9月15日

ダビスタ

ダビスタが無断で競走馬名を使用したと、馬主達がアスキーを相手どって起こした裁判の、控訴審判決が出ました。
ちょっと話題が古いですけど・・・

結果的には、1審と同じく、馬主側の訴えを棄却しました。
つまり馬には、有名人などとは違い、パブリシティ権がない、という判決です。
まぁこの問題では、別のゲームソフトが(なんだったけな〜ご記憶の方教えてください)同様の訴えをおこされ
その時は、オグリキャップなどの有名馬は経済的価値があり、著名人同様にパブリシティ権がある、という判決をくだしています。
ですから、どっちがどうだ、ということは簡単には言えませんし
ちょっと難しい問題を孕んでいると思います。
しかしあたしが思うのは
馬主側(20人の連名らしい)は、何を求めて、なぜこの訴えを起こしたのだろう?ということです。
以前、同様の競馬ゲームで、騎手が実名でランク付けされており
そのことでも騎手達が訴えを起こしましたが、
それは実力主義の世界で生きている騎手達にとって、
部外者に勝手にランク付けされ、それが誰でも見ることのでき、
多くの人間に影響力のあるゲームという形で販売されたからだと想像できます。
が、今回の訴訟にはどういう意味があるのでしょうか?
仮に、ナリタブライアンよりシンボリルドルフの方が強い設定になっていたとして、
そこにどういう影響があるというのでしょうか?
馬が憤りを感じ、馬に代わって馬主が訴訟を起こしたのでしょうか?
まさか種牡馬としての価値に影響が出るとも思えませんし
現役競走馬だったら何の不具合があるのでしょうか・・・
今回の裁判、
馬主側はさらに上告する考えのようですが、さてどうなるでしょうか・・・

「ダビスタ」奥付

  • Posted : 2002年9月15日 01:39
  • Prev : « 成りあがり
  • Next : 通園バスの位置をメールでお知らせ! »
  • Category : Copyright | 管理人の雑文 | シアターリーグ
  • トラックバックURL

    このエントリーのトラックバックURL:
    http://www.moon-light.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/194

    コメントする