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2002年8月17日
山本浩二采配
プロ野球において、捕手は、だいたい3人ベンチ入りしています。
広島の場合、ベテランでリードに定評のある西山と
若手で打撃が売り物の木村一、
この2人が先発を争っており、
それに控えの捕手として倉という選手がいます。
ただ、ヤクルトや巨人のように、
絶対的レギュラー(古田や阿部)がいるチームは
2人しかベンチ入りしていない場合もあります。
逆に言うと、当たり前ですが、巨人やヤクルトでも
古田や阿部が負傷した時のために、控えの捕手はベンチに入っています。
今日の広島対横浜戦。
広島は、先発佐々岡、捕手西山のコンビで試合が始まりました。
佐々岡は4回までに4点を失い、
5回表の攻撃で、捕手木村一を代打に出され降板。
5回の守備からは、西山に変わって木村一がマスクを被りました。
これは、4-1で負けているので、より攻撃的な布陣に変更という采配です。
そして迎えた8回の表、広島の攻撃。
得点は4-6で横浜が2点のリード。
2アウトランナー3塁という場面。
次打者は攻撃のためにマスクを被る捕手・木村一。
ところが、なんと、ここで山本監督は代打・浅井を告げます。
この策は見事成功し、安打で3塁ランナーを本塁に迎え入れます・・・
が・・・
得点は5-6。まだ1点負けています。
8回裏からは、最後の控えの捕手・倉がマスクを被ります。
9回表、広島の攻撃。
当然まだ1点負けていますから、
広島は投手には代打を送り、足の悪い選手には代走を送ります。
その結果、なんとか同点に追いつきました!
やりました!
が、なんとこの回の攻撃が終わった時点で
ベンチ入りの捕手だけでなく、野手全員を使い果たしてしまいました・・・
一昨日、8/15の対中日戦。
9回裏6-8と2点追う状況で、2死1、2塁のチャンスに、
ベンチ入りの野手を使い切っていたため
投手の打順で別の投手を代打に出すという羽目に。
今日の試合は延長10回、広島が投手に打順を回すことなく勝利を収めましたが
しかしね〜、また一昨日の試合と同じことを繰り返すんじゃないかと
あたしはハラハラでした。
しかし、それ以前に
試合中、選手がケガをしたり、退場になったりしたら
一体どうするつもりなんでしょう?
まして、一番負傷しやすい捕手を真っ先に使い切って・・・
延長12回などで、野手がいなくなったと言うのなら話はわかりますが
嫌でも訪れる9回の時点で選手を使い切って・・・
文字数一杯なんで、コメントは割愛させていただきます。
「山本浩二采配」奥付
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