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2002年5月26日
前田
昨日の広島・前田はすごかったので、そのことを。
第1打席・2回裏。巨人先発上原の前に三振。
(前田の三振は珍しいのです)
第2打席・5回裏。打席に入る前から、すでに鬼気迫る雰囲気があったのですが、ライトへ本塁打。内角高めの、引っぱったらファールになる球を、一瞬溜めての見事なバッティング。最近金本がその一瞬のタメを作れずに、芯で捉えた打球をファールにしているので、見習ってほしいバッティングでした。
そして試合を振り出しに戻した第4打席のレフト前ヒット。岡島の割れるカーブを完璧に捉えたヒットでした。本人が満足できる当たりかどうかはわからないけれど、珍しく1塁上でガッツポーズを作ってましたね〜
しかしそれよりなにより、圧巻だったのは6回の第3打席。
2アウト1、2塁で回ってきた打席。2ストライクから巨人のキャッチャー阿部が中腰になって外した球、それも前田の顔より高い高さの、完全にウエストした球を、躊躇なく振り抜き右翼際に大飛球。ギリギリファールにはなってしまったけれど、もし入っていたら伝説の一発になっていたと思われます。
結果はセカンドゴロだったけれど、いや〜プロだね〜という。
見ているだけで楽しめる、前田という選手を現役で見られる私たちは幸せです。
巨人戦だけでも、ぜひ注目してみてください。
「前田」奥付
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