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2002年5月 2日
カーラの結婚宣言
今日はサッカーとかプロレスとかあったけれど、久々にいい映画「カーラの結婚宣言」を見たので、そのことを。
知的障害者のルイスは、自立しようと頑張っていて、家族の応援もあり一般の職業訓練学校に通い、そこで同じ障害を抱える男と愛し合うようになる。けれど、母親だけは子供を愛し心配するあまり、自立に反対し自分が守ろうと必死になり・・・というお話です。
最近ジュリエット・ルイスがお気に入りで何作か見ているんだけれど、やっぱり演技が安定していて素晴らしい!
ゲーリー・マーシャル監督の演出もこてこてなんだけれど、素直なあたしは、2人の知的障害者の愛に、久しぶりにティッシュを片手に見てしまいました。
ラブストーリーとしても秀逸なんだけど、それよりも、女と母親という観点で見た方が面白いかな、と思った。ラストで母親も理解を示すんだけれど、でも相手の男に対して「喜んで家族として迎えるわ」という言葉。日本とは文化も違うから一概には言えないけれど、母親が大事にしているものは、本当に今の家族なのか、娘に対して自分の分身としての幸せを望んでいるのか・・・
何を言っているかわからないと思うけど、見ていない人は是非見てください。演出が狡いとか思わずに、純粋に見れば誰でも感動できると思うけど、
女性、とくに母親でない女性に見てもらいたい映画でした。
「カーラの結婚宣言」奥付
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