演劇クイズ 50 小津安二郎編 |
Q1 | 1949年 出演: 笠智衆、原節子、月丘夢路、杉村春子、 青木放屁 北鎌倉に父娘ふたりで暮らす親子。婚期を逸しかけている娘を心配する父親と、自分が嫁に行ったら父は暮らしていけるだろうかとためらう娘・・・ 原節子が小津作品に出演した最初の作品であり、坂本武第1回プロデュース作品であり、また後に脚本でコンビを組み続ける野田高梧・小津安二郎両氏名義初の作品となったこの映画は? |
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Q2 | 1950年 出演: 田中絹代、高峰秀子、上原謙、高杉早苗、笠智衆 日本女性の古い道徳に忠実であろうとして、ニヒリストめいた夫の心の閉ざしか たに耐えている姉と、そんな姉に反発する現代的な妹・・・ 小津安二郎がはじめて松竹を離れ、新東宝で製作した、大佛次郎原作のこの映画は? |
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Q3 | 1951年 出演: 原節子、笠智衆、淡島千景、三宅邦子、杉村春子 婚期を逸しかけている娘の縁談を、兄夫婦や両親は心配するが、娘は子持ちの知人と結婚してしまう。この結婚を機に、三世代七人同居の大家族が、それぞれの核家族に分かれていく・・・ スタッフ・俳優・テーマなど、いかにも小津監督らしいこの映画は? |
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Q4 | 1953年 出演: 笠智衆、東山千栄子、原節子、杉村春子 周吉、とみの老夫婦が尾道から上京し、成人した子どもたちの家を訪ねる。子たちは歓迎するが、それぞれの生活を守ることで精一杯で、親身な温かさが欠けている事を夫婦は寂しく思う。とみは戦死した次男の未亡人・紀子の変らざる心遣いに慰められるが、田舎に帰ったとみは急死してしまう・・・ 小津監督最高傑作とも言われる、世界的にも評価の高いこの映画は? |
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Q5 | 1957年 出演: 原節子、有馬稲子、笠智衆、山田五十鈴 二人の娘を家に残したまま愛人と家出してしまう母親。娘二人は父親の元、立派に成長し、姉は幸せな結婚をするが、妹はボーイフレンドの子を妊娠し、母の秘密を知ったことで自滅の道へ突き進んでいく・・・ すっかり定着した小津安二郎・野田高梧のコンビが執筆した脚本の元、小津監督最後の白黒作品となったこの映画は? |
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Q6 | 1958年 出演: 佐分利信、田中絹代、山本富士子、有馬稲子 結婚期にある三人の娘と、相談なしに結婚相手を決めたりする父親など、容易に意見の合わないそれぞれの家庭の親とを描いたホームドラマ。 山本富士子が初めて他社の作品に出演した作品であり、小津監督初のカラー作品でもあるこの映画は? |
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Q7 | 1959年 出演: 中村鴈治郎、京マチ子、若尾文子、川口浩、杉村春子 志摩半島の小さな港町。 何年ぶりかで嵐駒十郎一座がかかった。実は駒十郎が30代の頃に子供まで生ませたお芳が住んでいるからなのだが、今の駒十郎の女である女優はおもしろくない。そこで・・・ 1934年に公開された、自らの監督作品「浮草物語」のリメイクとなるこの映画は? |
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Q8 | 1960年 出演:原節子、司葉子、岡田茉莉子、佐田啓二 初老の男達が、昔からの友人の娘にいい結婚相手を探そうと話し合うが、実はみんな、かつて憧れていたその母親に気があって、話はややこしくなっていく・・・ 母娘の愛情と、男達の助平心を描いた、この喜劇映画は? |
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Q9 | 1961年 出演: 中村鴈治郎、原節子、司葉子、新珠三千代 造り酒屋の隠居の道楽者ぶりを中心に、家族の人々を喜劇的なタッチで描いたホームドラマ。宝塚映画創立十周年記念作品として、小津監督他社進出三本目となるこの映画は? |
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Q10 | 1962年 出演: 岩下志麻、笠智衆、佐田啓二 年頃の娘をもつ父親が、あるきっかけから突然娘の縁談に熱心になる・・・ 老いの孤独を喜劇タッチで描いた、小津監督最後の作品となったこの映画は? |
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