演劇ニュース

ミュージカル・シアター・アルバム(Best Musical Theater Album)のカテゴリは、キャロル・キング・ミュージカル「ビューティフル」(Beautiful: The Carole King Musical)が受賞。
1960年代から活躍したアメリカのシンガーソングライター、キャロル・キングの半生を舞台化した作品で、
第68回トニー賞では7部門でノミネート。キャロル・キングを演じたジェシー・ミューラー(Jessie Mueller)が主演女優賞を受賞した他、音響賞も受賞しています。
その他、同部門にノミネートされていたのは、「アラジン」(Aladdin)、「ア・ジェントルマンズ・ガイド・トゥ・ラヴ・ アンド・マーダー」(A Gentleman's Guide To Love & Murder)、「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」(Hedwig And The Angry Inch)、「ウエスト・サイド物語」(West Side Story)。

コンピレーション・サウンドトラック(Best Compilation Soundtrack For Visual Media)部門は、「アナと雪の女王」(Frozen)が受賞。
また楽曲賞(Best Song Written For Visual Media)もイディナ・メンゼル「Let It Go」が受賞しています。
なおサウンドトラックのスコア(Best Score Soundtrack For Visual Media)部門は、アナ雪を抑え「グランド・ブダペスト・ホテル」(The Grand Budapest Hotel)が受賞しています。

日本からは、喜多郎「Symphony Live In Istanbul」がニューエイジ・アルバム(Best New Age Album)部門、
SPICY CHOCOLATE and SLY & ROBBIE「THE REGGAE POWER」がレゲエ・アルバム(Best Reggae Album)部門にノミネートされていましたが、共に受賞は逃しています。

●第57回グラミー賞 最優秀ミュージカル・シアター・アルバム(Best Musical Theater Album)
キャロル・キング・ミュージカル「ビューティフル」(Beautiful: The Carole King Musical) オリジナル・ブロードウェイ・キャスト
ノミネート：
「アラジン」(Aladdin) オリジナル・ブロードウェイ・キャスト
「ア・ジェントルマンズ・ガイド・トゥ・ラヴ・ アンド・マーダー」(A Gentleman's Guide To Love & Murder) オリジナル・ブロードウェイ・キャスト
「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」(Hedwig And The Angry Inch) オリジナル・ブロードウェイ・キャスト
「ウエスト・サイド物語」(West Side Story) Cheyenne Jackson & Alexandra Silber With The San Francisco Symphony