演劇ニュース

日本映画1位は、佐藤泰志の小説を、呉美保監督、高田亮脚本、綾野剛・池脇千鶴の出演で映画化した「そこのみにて光輝く」。
同作は、個人賞でも監督賞、脚本賞、主演男優賞の3部門を受賞しています。
その他の個人賞は、主演女優賞が「0.5ミリ」「百円の恋」の安藤サクラ。
「紙の月」の小林聡美が助演女優賞、池松壮亮が助演男優賞。
新人賞は、「愛の渦」などの門脇麦と「寄生獣」などの東出昌大。

外国映画1位は、クリント・イーストウッド監督によるミュージカル映画「ジャージー・ボーイズ」。
クリント・イーストウッドは、個人賞でも外国映画監督賞を受賞しています。

また、CS映画専門チャンネル・ムービープラスによる「ムービープラス・アワード 2014」のうち、一般の映画ファンが選ぶ「映画ファン大賞」も発表され、
洋画部門1位に「アナと雪の女王」、邦画部門1位に「小さいおうち」が選ばれました。
その他の各賞は、ムービープラスで1月24日11時15分から放送される「映画館へ行こう～発表！ムービープラス・アワード 2014」、及び特設WEBサイトで発表されます。

なお2月14日より全国20館以上の劇場にて「2014年第88回キネマ旬報ベスト・テン特集上映」が行われます。
上映作品は日本映画ベスト・テン第1位「そこのみにて光輝く」、同第5位「ぼくたちの家族」、外国映画ベスト・テン第7位「リアリティのダンス」など全5〜6作品。

ベスト・テンおよび各個人賞の詳細については、2月5日発売の「キネマ旬報 2015年2月下旬 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号」に掲載。
同号では、読者投票で選出される読者選出日本映画監督賞、読者選出外国映画監督賞、キネマ旬報読者賞の各賞、及び読者のベスト・テンも発表されます。
また、同号には特集上映の1作品無料クーポンも添付されます。(初回出荷分限定)

▼第88回キネマ旬報ベストテン
個人賞
日本映画監督賞：呉美保「そこのみにて光輝く」
日本映画脚本賞：高田亮「そこのみにて光輝く」
主演女優賞：安藤サクラ「0.5ミリ」「百円の恋」
主演男優賞：綾野剛「そこのみにて光輝く」「白ゆき姫殺人事件」
助演女優賞：小林聡美「紙の月」
助演男優賞：池松壮亮「ぼくたちの家族」「海を感じる時」「紙の月」ほか
新人女優賞：門脇麦「愛の渦」「闇金ウシジマくんPart2」「シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸」
新人男優賞：東出昌大「寄生獣」「クローズEXPLODE」「アオハライド」ほか
外国映画監督賞：クリント・イーストウッド「ジャージー・ボーイズ」

日本映画ベスト・テン
1位　そこのみにて光輝く
2位　0.5ミリ
3位　紙の月
4位　野のなななのか
5位　ぼくたちの家族
6位　小さいおうち
7位　私の男
8位　百円の恋
9位　水の声を聞く
10位　ニシノユキヒコの恋と冒険
10位　蜩ノ記

外国映画ベスト・テン
1位　ジャージー・ボーイズ
2位　6才のボクが、大人になるまで。
3位　罪の手ざわり
4位　エレニの帰郷
5位　ブルージャスミン
6位　インターステラー
7位　リアリティのダンス
8位　インサイド・ルーウィン・デイヴィス　名もなき男の歌
9位　ウルフ・オブ・ウォールストリート
10位　ラッシュ／プライドと友情

文化映画ベスト・テン
1位　鳥の道を越えて
2位　千年の一滴　だし　しょうゆ
3位　夢は牛のお医者さん
4位　三里塚に生きる
5位　鬼来迎－鬼と仏が生きる里－
6位　ホッパーレース～ウンカとイネと人間と～
7位　圧殺の海　沖縄・辺野古
7位　福島　六ヶ所　未来への伝言
9位　よみがえる文明開化
10位　イラク　チグリスに浮かぶ平和

ムービープラス・アワード 2014
映画ファン大賞作品賞
邦画部門：小さいおうち
洋画部門：アナと雪の女王

■キネマ旬報ベスト・テン | 演劇賞
▼雑誌「キネマ旬報 2015年2月下旬 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号」2/5発売