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2014年12月27日

■「新春 三谷幸喜スペシャル『君となら』『ショーガール』」WOWOWで元旦放送

『君となら』で舞台初挑戦の竹内結子とイモトアヤコがその魅力を語りました。

「君となら」は三谷幸喜によるホームコメディ。
長女・あゆみ(竹内結子)には婚約者のケニー(小林勝也)がいるのですが、彼はなんと親より年上。
それを家族に言い出せないうちにケニーが家を訪ねてきて、あゆみの父(草刈正雄)が彼を婚約者の父親と勘違いしたところから、あゆみは嘘に嘘を重ねていくことに。
次女・ふじみ(イモト)は姉から真相を打ち明けられ、こんがらがった状況をなんとかしようと奮闘していくのですが...という物語。
舞台は1995年に初演。2014年の公演では、三谷幸喜が演出をも手掛け、8月から9月にパルコ劇場で上演されています。

公演後、今作が初舞台で初主演となった竹内結子とイモトアヤコが、感想を語りました。
竹内結子は「実は、稽古の段階からえづくぐらい緊張していて、幕が開いても客席がシーンとしていたらどうしようと悪い夢ばかり見ていました」と告白。
イモトも「たしかに竹内さんは、かなり追い込まれているなと思いました」と証言。
見かねたイモトがリラックスウェアを紹介し、それを竹内が購入したこともあったということです。

イモトは、世界各地を飛び回るロケ取材の仕事が多く「ふだんカメラマンとデレクターさんと4人くらいで仕事しているので、こんなに連日、数百人ものお客さんの前に立つなんて初めて。お客さんの反応もすごいので、自然にテンションが上がりました」と振り返り、
竹内も「幸い、お客さんが笑ってくださって、公演を続けていくうちに楽しく自由に演じられるようになりました。自然に怖い夢も見なくなりましたね(笑)」と笑顔を見せました。

そんな2人は全57公演をこなすうちに、本当の姉妹のような関係に。
竹内はイモトのことを「想像していたとおり、たくましい人。役柄の"ふうちゃん"そのままにお姉ちゃんである私を背負ってくれて、背中に哲学がある人だなと思います」と全面的に信頼している様子。
イモトも「竹内さんは美人というイメージが強かったけれど、実際にがっつり仕事をしてみて、『この人、すごい男前』と思いました。自分の中にぶれない太い芯がありますよね」と語り、すっかり意気投合していました。

作者の三谷は演出も担当し、初舞台の2人をサポート。
竹内はドラマW 三谷幸喜「大空港2013」(1月10日17時放送)でも仕事を共にしていますが、
「三谷さんは一緒にいればいるほど、何を考えているのか、計り知れなくなる(笑)。私は完全に手のひらの上で転がされている感じなんですが、だからこそ逆に安心して暴れられるんです」と語ります。
これが三谷作品初参加となったイモトは「三谷さんのダメ出しはいつも的確で無駄がひとつもない。やっぱりすごい人だと思いました。何より三谷さんが作ったこのお芝居は楽しくて、終わるまでお客さんがずっと笑っているのが好きです」と語り、この舞台への愛着を見せました。
なお、この対談の模様は放送でもオンエアされます。

番組では。「君となら」と同時期に上演された「ショーガール」(出演:川平慈英、シルビア・グラブ)も続けて放送。
「新春 三谷幸喜スペシャル 三谷幸喜『君となら』&『ショーガール』」は、2015年1月1日19時よりWOWOWライブで放送。

『君となら』画像 君となら
上演:2014/8/9〜9/15 パルコ劇場(東京)
作・演出:三谷幸喜
出演:竹内結子/草刈正雄/イモトアヤコ/長野里美/長谷川朝晴/木津誠之/小林勝也
『ショーガール』画像 「ショーガール」
上演:2014/8/21〜9/14 PARCO劇場(東京)
脚本・作詞・構成・演出:三谷幸喜
作曲・編曲:荻野清子
演奏:荻野清子/一本茂樹/萱谷亮一
出演:川平慈英/シルビア・グラブ

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「「新春 三谷幸喜スペシャル『君となら』『ショーガール』」WOWOWで元旦放送」奥付

  • Posted : 2014年12月27日 18:41
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