韓国「シャーロックホームズコンサート」に橋本さとしが出演 | 演劇ニュース

■韓国「シャーロックホームズコンサート」に橋本さとしが出演

2015年4月、橋本さとし、一路真輝出演「シャーロックホームズ2〜ブラッディゲーム〜」の上演が発表されました。

ミュージカル「シャーロック・ホームズ」は、2011年に韓国で初演された作品。
同作は韓国で多くの演劇賞を受賞し、今年3月には続編となる「シャーロックホームズ2〜ブラッディゲーム〜」が上演。
さらに11月13日からは「アンダーソン家の秘密」5度目の韓国再演も決定しています。
日本では、今年1月にミュージカル「シャーロック・ホームズ〜アンダーソン家の秘密」が初演され、橋本さとしが主役のシャーロックを演じています。

そして10月15日、韓国での再演の開幕に先駆け、同シリーズに出演する俳優が総出演し、作品のナンバーを歌う「シャーロックホームズコンサート」が韓国ソウルのユニバーサルアートセンター大劇場にて開催され、
日本版でシャーロック役を演じた橋本さとしが、韓国のカンパニーから特別ゲストとして招待を受けました。
橋本さとしが韓国でステージに出演するのは今回が初。

コンサートでは、13人編成の生演奏と50人以上のコーラス＆アンサンブルをバックに、
シーズン1、2でシャーロックを演じたソン・ヨンジン、キム・ドヒョン始め、キャストが次々に登場しハイライト・ナンバーを披露しました。
橋本さとしは、コンサート中盤、韓国シャーロック役のソン・ヨンジン、キム・ドヒョン、アン・ジェモ（新キャスト）に呼び入れられる形でステージに登場。
韓国語で挨拶を行った後、韓国シャーロックのトリプルキャストと橋本さとしによる、日韓4人のシャーロックによるトークが繰り広げられました。

今年1月、日本版初演を観劇したソン・ヨンジンと橋本さとしは10ヶ月ぶりの再会。
「今まで演じた役と比べて、シャーロックというキャラクターの魅力は？」「日本のお客様の反応は？」「好きな場面は？」など3人の韓国シャーロックからの質問に、
橋本さとしは、シャーロックは本能で謎を解くキャラクターとして捉えてアプローチした役作りのことや、共演者との舞台上のエピソードなどを交え、軽妙なトークで笑いを誘いました。

さらに客席へのメッセージとして、「このミュージカル『シャーロックホームズ』が生まれた韓国の地に来られた事を、本当に光栄に思います。
エンタテインメントを通じてこうして皆さんと一緒になれるということは、僕にとって本当に喜びです。
日本へは、皆様の熱い"キモチ"と、本場の"キムチ"をお土産にしたいと思います！」と語り、会場は爆笑と喝采に包まれました。

トークコーナー終了後には、シャーロックが自らの推理と心情の狭間の葛藤するソロナンバー「悲しい真実」の日本語バージョンを橋本さとしが披露。
韓国ミュージカルファンから、大歓声と惜しみない拍手が鳴り響きました。

そして橋本さとしから、日本では2015年4月に「シャーロックホームズ2〜ブラッディゲーム〜」が上演されることも発表されました。
今年上演された「アンダーソン家の秘密」と同じく、橋本さとしホームズ、一路真輝ワトソンが、"切り裂きジャック"を名乗る人物による難事件に挑みます。
「シャーロックホームズ2〜ブラッディゲーム〜」は、2015年4月上演予定。

韓国版『シャーロックホームズ～アンダーソン家の秘密〜』は、11月13日からソウル　斗山（トゥサン）アートセンター　ヨンガンホールにて上演。