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2014年9月20日

■映画「ストレイヤーズ・クロニクル」

岡田将生、染谷将太、成海璃子出演。喜安浩平脚本、瀬々敬久監督。
本多孝好「ストレイヤーズ・クロニクル」が映画化され、2015年に公開されます。

「ストレイヤーズ・クロニクル」は、生まれながらにして特殊能力を持つという、同じ哀しき宿命を抱えながら2つのチームで闘いあうことになる若者たちを描いた、本多孝好の新感覚アクション小説。
2012月4月に「ACT-1」が上梓され、同年10月に「ACT-2」、2013年4月に完結編となる「ACT-3」が発表されています。

この「ストレイヤーズ・クロニクル」が実写映画化されます。
キャストは、視覚、視神経、脳伝達速度が高度に発達し、視覚で得た情報のみですべての体術を駆使できる最強の男・昴(スバル)役を岡田将生。
車椅子での生活を余儀なくされながらも、最凶のウィルスとその抑制抗体を体内に併せ持つ、アゲハチームのリーダー学(マナブ)役を染谷将太。
超聴覚力を持つ沙耶役を成海璃子。
その他、超腕力・無痛の亘役を白石隼也、超記憶力の良介役を清水尋也、超高速移動の隆二役を瀬戸利樹、身体硬化のヒデ役を柳俊太郎、超高速移動の壮役を鈴木伸之。
また、鍵を握る外務副大臣・渡瀬浩一郎役を伊原剛志が演じる他、石橋蓮司、豊原功補などが出演。

脚本は「桐島、部活やめるってよ」で日本アカデミー優秀脚本賞を受賞した、ナイロン100℃、ブルドッキングヘッドロックの喜安浩平。
監督は「ヘヴンズ ストーリー」「アントキノイノチ」などの瀬々敬久。

映画「ストレイヤーズ・クロニクル」は、2015年全国公開。
※追記:映画「ストレイヤーズ・クロニクル」は、2015年6月全国ロードショー。

※追記:
碧役で黒島結菜の出演が発表されました。

※追記:
静役で高月彩良の出演が発表されました。

※追記:
モモ役で松岡茉優の出演が発表されました。

※追記:
ティザーポスタービジュアルが公開されました。

映画「ストレイヤーズ・クロニクル」画像 映画「ストレイヤーズ・クロニクル」画像
(C)本多孝好/集英社 (C)2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会


映画「ストレイヤーズ・クロニクル」
公開:2015/6
配給:ワーナー・ブラザース映画
企画製作:日本テレビ放送網
制作プロダクション:ツインズジャパン
監督:瀬々敬久
脚本:喜安浩平/瀬々敬久
原作:本多孝好「ストレイヤーズ・クロニクル」集英社刊
アクション監督:下村勇二
出演:岡田将生/染谷将太/成海璃子/松岡茉優/白石隼也/高月彩良/清水尋也/鈴木伸之/柳俊太郎/瀬戸利樹/黒島結菜/豊原功補/石橋蓮司/伊原剛志
チケット:[][オフィシャルサイト]

あらすじ
1990年代の始め、バブル経済に踊る日本で秘密裏にある実験が行われていた。
・・・ヒトは自らの意志で進化することが可能なのだろうか・・・。
実験には二つの方法が選択された。
一つは両親に強いストレスをかけ生まれた子供に突然変異を促し、極限まで人間の能力を発達させる方法。
もう一つは遺伝子操作によって動物や昆虫の能力を持つ子供を生み出す方法。
この忌まわしき実験により生まれた二組の若者たちが、20歳になろうとしていた・・・。
視力・聴力・筋力などを異常発達させられた昴(スバル:岡田将生)ら若者たちは、その力の代償として「破綻」と呼ばれる精神崩壊の危険を抱えていた。
その「破綻」解消のカギを握る衆議院議員・外務副大臣の渡瀬(伊原剛志)からの裏の仕事を、その異能力を活かして渋々解決していた。
そんな時、渡瀬を狙う殺戮集団"アゲハ"が現れる。
アゲハもまた異能力者たちだった。
同じ宿命を抱えながら闘いあうことになる二組の若者たち。
戦いの過程で彼らの出生の秘密が、人類進化の鍵であることをつかむ。
しかし、それは同時に人類滅亡につながる危機も内包していることが判明する。
彼らを利用しようとするもの、排除しようとするもの。
あらゆる世代、思惑が絡み合いながら、異能力を持った若者たちは戦い傷つけあう。
彼らの未来は、そして人類に残された道とはいったい・・・。

ACT-1

ACT-2

ACT-3

岡田将生コメント
今回お話を頂いて、驚いたのは瀬々監督がアクションを撮るんだ!ということでした。
今回の作品のようなイメージが監督にはないですし、僕もアクションをやったことがなかったので、なんでやったことのある人にオファーしないんだろうって。(笑) 
アクションに関しては時間がある限り練習させてもらって、基本の動きであったり見せ方であったりをイチから教えてもらっていました。
アクションの撮影は現場でどう変わるか分からないですし、その変化に負けないように一生懸命ついていこうと思っています。楽しみです。
この作品は若者たちの疾走感があって、社会派のメッセージ、ある意味、社会派アクションという意識が常に頭の中にあります。
僕演じる昴が葛藤しながらも前を向いて生きていこうとする思いも分かるので、演じがいがあるなというふうにも感じています。
『アントキノイノチ』でご一緒させて頂いてからすごく信頼してますし、自分の命を削っているような瞬間をかいまみることがある監督のもと、現場で感じたものを演じていければいいなと思っています。
今までも、自分ではチャレンジ精神を持ってやってきているので、アクションも役柄も含めて、こういう役を与えて頂けたことはすごく嬉しいですし、これまでとは違った一面を見せられるよう、それに応えたいと思っています。

染谷将太コメント
特異な役は多い方なのですが、今回は車椅子に乗っていて、いきなり突拍子もないことを言い出して、かなり感情が不安定な役なんです。それをどうやろうかと思っています。
撮影初日に、瀬々監督から「素っぽい感じでギリギリな感じでそこに居て欲しい」と言われてこれはかなりハードルが高いぞと思いました(笑)。
素っぽく、いかれてるって事は、俺がいかれてないといけないって事かなって思い、しびれました(笑)。大変だぞって。
だからキャラクターを決めつけずこのシーンでは凄いダウナーだけど、このシーンでは凄い楽しそうと、全然読めない不安定さをやっています。
自分の中では新しいチャレンジですし、自分も何が出てくるかわからないっていうのが楽しみです。

成海璃子コメント
瀬々監督の作品は拝見していたのでいつかご一緒したいなと思っていました。なので、監督が瀬々さんというだけで、やりたいなって思いました。
あとは経験したことがないくらい若い同世代のキャストが多くて、ご一緒する人も面白そうな人が多そうだなって思って興味が沸きました。
特殊能力を持った孤立した存在なので、より仲間の絆が凄く深いな、と脚本を読んで感じたので、絆の強さと見た目は普通だけど、普通じゃない、という事を意識しています。
私の役は岡田さん演じる"昴にぃ"が大好きな役なので、「大好きな昴にぃだ」と自分に言い聞かせてやっています。(笑)

瀬々敬久監督コメント
原作は、世代闘争のようなところがあります。
渡瀬というボス的な人たちと、彼らみたいな若者たちが戦ったり、共鳴し合ったりするのですが、自分たちが生きている場所について不安を持っている、それでも生きていかなければならない。
今を生きる上でとても大事なテーマが根底にあるので、そういう意味で岡田くんたち若い世代の息吹を吸って撮りたいなと。
アクションにしても、お芝居にしても、それぞれが持っている感情、エモーションを大事にしていきたいと一番に思っています。
大変な時代だろうけど若者が頑張って生きている感じをチャーミングに描きたい。
岡田くんに関してはピュアで、誰も見たことのない岡田将生をここで見せる!というのがテーマです。

アクション監督 下村勇二コメント
岡田将生さんにはアクションのセンスを感じます。フォームが非常にキレイで1、2回練習するだけで形になる。頭で理解するのと同時に、そのまま身体で体現できる貴重な才能があります。
日本映画では珍しい題材のアクションだと思います。
登場人物がそれぞれ違う特殊能力を持って戦うので、アクションのバリエーションは豊富です。
キャストの皆さんは運動神経が良い方が多いので、アクショントレーニング中に生まれた動きをそのままアクションシーンに取入れたものもあります。
今回はアクションを構築する上で「能力」の定義や表現方法が難しく悩みどころですが、その分日本映画にはあまり見られないタイプのアクションになると思います。

原作者 本多孝好コメント
『映像では体験できない映像体験』をしてもらいたい。そんな思いを込めて書いたのが、この「ストレイヤーズ・クロニクル」シリーズです。
映像ではなく、小説だからこそ『見せられる』物語がある。この小説を書くに際して、私の中にはそんな対抗意識が確かにありました。
映像を超えようと書かれたこの小説をベースに、熟練の監督と若く才能あふれるキャストたちがどんな映像を作り出していくのか。
それはきっと、私の頭の中にはなかった新しい「ストレイヤーズ・クロニクル」であるはずです。
今はその誕生をわくわくしながら待っています。

佐藤貴博プロデューサー コメント
映画「桐島、部活やめるってよ」を制作している最中に本多先生の「ストレイヤーズ・クロニクル」を読みました。
先行き不透明で将来に夢を持つことも困難な時代を生きている若者たちを至近に感じていたところだったので、運命に翻弄されながらも懸命に生き抜く若者をアクション満載に描ききる本多先生の小説は抜群に面白くて、すぐに実写映画化の提案をしました。
『桐島~』の喜安さんによる鮮烈にして瑞々しいセリフ、
『桐島、部活やめるってよ』『私の男』『そこのみにて光輝く』を手掛け世界の注目を集める撮影・近藤さん&照明・藤井さんの美しく物語的な映像、
『GANTZ』のアクション&VFXチームによる斬新にして衝撃的なアクション。
この日本最高最強の才能をベルリン映画祭など世界の映画人から尊敬を集める瀬々監督が情熱と哲学性を持ってまとめあげてくれています!
これまでの日本映画では見たことのない、美しく衝撃的な青春アクションエンターテイメントが生まれようとしています。
キャストも岡田くんが初の本格アクションに挑み、クールな格好良さを存分に魅せてくれています。
さらに染谷くん、成海さんら若手実力派と、伊原さん、石橋さん、豊原さんらの重厚な俳優陣の演技世代間闘争もシビレます。
またオールロケーションにこだわり、お台場・汐留・日本橋・秋葉原・代官山・西新宿など東京の今を切り取り、ナイター撮影での美しいTOKYOを舞台に激しいアクションを展開しています。
才能が集結し、ぶつかり合い限界超えて撮影現場は突っ走っています!ハイパーな青春アクションをお楽しみに!!!

映画「ストレイヤーズ・クロニクル」画像1 岡田将生 画像 染谷将太 画像 成海璃子 画像 黒島結菜画像 高月彩良画像
(C)2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会

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「映画「ストレイヤーズ・クロニクル」」奥付

  • Posted : 2014年9月20日 17:53
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