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2014年9月 3日
■映画「ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古」
演出家ピーター・ブルックの稽古場を初めて映像化したドキュメンタリー映画「ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古」が9月20日に公開されます。
現代演劇に革命を起こし、演劇史に名を残すと言われる、イギリスの演出家ピーター・ブルック(Peter Brook)。
"なにもない空間"という演劇論に基づき、最小限の装置と小道具、俳優の肉体からイマジネーション豊かな劇空間を生み出す舞台は、世界中の観客を魅了し「魔術的舞台」とも呼ばれてきました。
日本でも、1973年の「真夏の夜の夢」を皮切りに、「マハーバーラタ」「テンペスト」などを相次いで上演。
2012年に来日した「ピーター・ブルックの魔笛」では1台のピアノ、7人の歌手、2人の俳優、そして舞台上に置かれた数十本の竹の棒だけで「魔笛」を創り出しています。
映画「ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古」は、ピーター・ブルックの創作の舞台裏を映像化したドキュメンタリ。
本編では、床に敷かれた1枚のカーペットに、ブルックが1本の目に見えない「ロープ」を引くところからワークショップがスタート。
息子であるサイモン・ブルック監督が5台の隠しカメラで探るのは、創作過程に潜む"魔法"。
そして床に敷かれた1本のロープから生まれてゆくドラマの数々。
「ピーター・ブルックのザ・タイトロープ」は、ブルックの演劇観や人生を紐解く鍵であり、観る者を単なるワークショップを越えた哲学的な体験へと誘います。
映画「ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古」は、9月20日より渋谷シアター・イメージフォーラムにてロードショー。
(c)BROOK PRODUCTIONS / CINEMAUNDICI / ARTE FRANCE - 2012 All Rights Reserved
●映画「ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古」
公開:2014/9/20
原題:Peter Brook - The Tightrope
配給:ピクチャーズデプト/フランス・イタリア映画
提供:鈍牛倶楽部
特別協賛:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団
監督:サイモン・ブルック
原案:ピーター・ブルック/サイモン・ブルック
出演:笈田ヨシ/ヘイリー・カーミッシェル/マルチェロ・マーニ/ジョシュ・ホーバン/アブド・ウオロゲム/シャンタラ・シヴァリンガッパ/リディア・ウィルソン/エミリー・ウィルソン/ミーシャ・レスコット/カリファ・ナトール/セザール・サラチュ/土取利行/フランク・クラウチック/マリー=エレーヌ・エティエンヌ
チケット:[][オフィシャルサイト]
86分/英語・フランス語/日本語字幕付/2012
劇場
9/20〜:東京:シアター・イメージフォーラム (9/20〜9/26 11:15/13:15)(9/27〜 11:15/21:15)
9/27〜:大阪:TOHOシネマズ 梅田
9/27〜:兵庫:TOHOシネマズ 西宮OS
10/11〜:愛知:名演小劇場
クリエイターズインタビュー
映画公開記念として「あなたのクリエイティブの教科書を教えてください!」というテーマのミニインタビュー特集が公開されます。
第1回はプロフリーダイバーの篠宮龍三。
以降、演出家の岩松了、俳優・光石研、人気OKブロガー・はあちゅう、コレオグラファー・梨本威温、プロタップダンサー・Lily、ミュージシャン・SOUR Sohei、カメラマン・沼田学、音楽プロデューサー・山口哲一、などが登場。
[ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古 | note]